「夏にキャンプに行きたいけど、夏キャンプで必要な持ち物は何?」
「夏キャンプを快適に過ごすために必要な持ち物が知りたい!」
こちらの記事はこのような疑問や要望をお持ちの方に向けて書いています。
キャンプでは自然の中で過ごすことで非日常感を味わうことができる反面、快適に過ごすためにはそれなりに持ち物が必要になります。
特に夏のキャンプでは、水辺でのアクティビティ等、夏ならではの楽しみがありますが、暑さ対策や虫対策等が必要となるため、忘れてはならない持ち物がたくさんあります。
例えば、暑さ対策が不足していると、熱中症のおそれや寝苦しさによる寝不足となるおそれがあり、食品の保冷が不十分だと食材も傷みやすくなります。
また、暑さだけではなく、夏になると虫や動物等の活動も活発になります。
蜂に刺されたり、毒ヘビに噛まれたりすると、場合によっては命の危険を伴うため、夏のキャンプでは虫やヘビに対する対策も必要です。
夏キャンプで快適に過ごすためには、上記のような種々の対策が必要です。
では、これらの対策を施すためには、具体的にどのような持ち物が必要となるのでしょうか。
夏キャンプの対策に必要な持ち物が分かると、キャンプの準備がしやすくなり、キャンプ中も快適に過ごすことができるため、夏キャンプに必要な持ち物を把握しておくことは大変重要です。
そこでこちらの記事では、夏キャンプで必需品となる持ち物5つを詳しく解説します。
季節を選ばず1年を通してキャンプに行く筆者が、夏のキャンプならではの必需品に的を絞り、これまでの夏キャンプの経験を踏まえて詳しく解説します!
結論(夏のキャンプで必需品となる持ち物はこの5つ!)
先に結論を記載します。
夏のキャンプで必需品となる持ち物は以下の5つです。
以降で詳しく解説します!
夏のキャンプで持ち物がたくさん必要な理由を解説
夏のキャンプで必需品となる持ち物をご紹介する前に、本章では、夏のキャンプでたくさんの持ち物が必要になる理由をご紹介します。
夏キャンプでたくさんの持ち物が必要になる主な理由は以下のとおりです。
夏キャンプでは、上記理由の対策グッズを持参する必要があるため、たくさんの持ち物が必要になります。
以降で詳細をご説明します。
虫の多い季節のため
夏の時期のキャンプ場は、昼でも夜でも虫が非常に多くなります。
虫の中でも、特に蜂やムカデに対しては、あらかじめしっかりと対策をしてないと、キャンプを楽しむどころではなくなってしまいます。
蜂に刺されたり、ムカデに噛まれてしまうと、最悪の場合は命の危険も伴うため注意が必要です…
また、蚊やアブなどの吸血系の虫についてもしっかりと対策をしておかないと、刺された場所から細菌に感染したり、痒くて眠れず寝不足になってしまうといったおそれもあります。
このため、夏のキャンプを楽しむ上では虫対策グッズが必要です。
毒ヘビや動物の活動が活発なため
夏場は先述のように虫が多くなります。
虫が多くなると、虫を捕食するヘビや小動物も必然的に多くなります。
この中で特に注意したいのが毒ヘビです。
日本に生息している主なヘビの中で強い毒を持っているとされているヘビは「マムシ」と「ヤマカガシ」です。
マムシは体長が約40〜65cmほどと比較的短く、身体は茶系のまだら模様をしており、三角形の頭で鋭い目つきをしている点が特徴です。
一方、ヤマカガシは体長が約60cm〜120cmくらいであり、身体には色彩が鮮やかで赤・黄・黒の斑紋があって、マムシと比べると頭部に丸みがあるのが特徴です。
このため夏のキャンプにおいては、毒ヘビ対策グッズも重要な持ち物です。
昼夜を問わず暑いため
昼夜を問わず暑いことも、夏キャンプでの持ち物が多くなる要因です。
暑い時期のキャンプでは、少しでも涼しく過ごすために扇風機やネッククーラーなどの冷却グッズが必要となります。
また、暑さで汗をかくため、着替えも必要になります。
熱中症予防やその他体調不良の予防のためにも、冷却グッズや着替えは夏キャンプで必要な持ち物です。
日差しが強いため
夏キャンプを楽しむためには、日差し対策も大切です。
そして、キャンプサイトで日差し対策をするためには、タープやテント、サンシェード等が必要です。
特にテントやタープの素材は、ポリエステル素材の方が軽量であるため持ち運びや設営・撤収は手軽で済みますが、日差しをより遮ってくれる素材はTC素材やコットン素材です。(重量面を踏まえるとよりオススメなのはTC素材です)
真夏のキャンプでは濃い日陰が好ましいため、TC素材のタープやテントは重要な日差し対策グッズです。
食材が傷みやすいため
夏場のキャンプでは食材が傷みやすいことも持ち物が多くなる要因です。
気温が高い夏のキャンプでは、特に生ものの食材が傷みやすく、場合によっては食中毒を引き起こすおそれがあります。
このため、夏場のキャンプでは、クーラーボックス等を活用してしっかりと食材を保冷することが大切です。
夏のキャンプで必要となる対策を解説
ここまで夏のキャンプでたくさんの持ち物が必要になる理由を解説したところで、本章では夏のキャンプで必要となる具体的な対策を解説します。
夏のキャンプで必要となる対策は、前章で解説した理由の一つ一つを解消するために必要となる以下の対策です。
虫への対策
夏は虫が増える季節のため、蜂やムカデ、蚊やアブといった虫に対する対策が必要です。
食事中にご飯に虫がたかるといい気分ではないですし、虫刺されもキャンプではストレスの元となります。
このため、虫除けスプレーや虫除け線香等でしっかりと虫対策をすることが大切です。
キャンプでのテント内の虫対策については以下の記事をご覧ください。
毒ヘビや動物への対策
夏の時期にはヘビや動物の餌となる虫の活動が活発化するため、必然的にヘビや動物に遭遇する機会も多くなります。
日中や起きている時間帯であれば、仮に遭遇しても追い払ったり逃げることが可能です。
一方、夜中の眠っている時間帯に毒ヘビに噛まれたり、生ごみの臭いにつられて小動物がごみをあさりに来ることもあるため、毒ヘビ対策や動物に対してはしっかりと対策をすることが大切です。
眠っている時にヘビに噛まれないようにするための対策はいくつかありますが、手軽にできるのはコットの活用です。
コットの活用により、地面より高い位置で眠ることでヘビに噛まれるリスクを押さえることが可能です。
また、キャンプ中に発生したごみ(特に生ごみ)を放置すると動物が寄ってきて荒らしてしまうため、就寝前にごみはゴミ箱にしまって動物が荒らしにくるのを防ぐことが大切です。
暑さへの対策
夏のキャンプで最も重要といっても過言ではないのが暑さへの対策です。
熱中症対策としてこまめな水分補給をすることや、少しでも涼しく過ごすために扇風機やネッククーラーなどの冷却グッズを活用して体の熱を取り除くことが大切です。
また、暑さで汗をかくため、着替えも忘れずに持っていきましょう。
日差しへの対策
夏場に1日中屋外に入ると、強い日差しをたくさん浴びることになります。
日差しへの対策が不十分な場合、過度に日焼けをしてしまい痛みを伴うおそれがあります。
このため、テントやタープ、サンシェード等を活用して日影を作ったり、日焼け止めクリームを活用して、十分に日焼け止め対策をすることが大切です。
食材傷みへの対策
夏のように気温の高い時期は、食材が非常に傷みやすいです。
このため、雑菌が繁殖した食材を口にして食中毒を招いてしまうことのないように、食材傷みに対してもきちんと対策することが夏キャンプでは大切です。
クーラーボックスには断熱性に優れる(冷気が外に逃げにくい)ハードタイプと、収納性や携行性に優れるソフトタイプのものがありますが、食材傷みが気になる真夏に使用するクーラーボックスとしては「ハードタイプ」がオススメです。
断熱性に優れるクーラーボックスと保冷剤を活用して食材をしっかりと冷やしましょう。
クーラーボックスの保冷力を最大化する利用方法については以下の記事をご覧ください。
夏のキャンプで必需品となる5つの持ち物を解説
本章ではいよいよ、夏のキャンプで必需品となる持ち物5つを解説します。
夏キャンプではここまで解説してきたような以下の5つの持ち物が必需品となります。
どれも夏のキャンプで必需品となるものばかりです
しっかりと準備をして夏キャンプを楽しみましょう!
まとめ
- 夏のキャンプでは、水辺でのアクティビティ等、夏ならではの楽しみがあるものの、虫が多かったり、暑くて日差しが強い等、楽しむためにはたくさんの対策が必要
- 夏のキャンプで必需品となる5つの持ち物は虫対策グッズ(スプレーや線香等)、毒ヘビや動物対策グッズ(コットや密閉式のゴミ箱)、暑さ対策グッズ(サンシェードやテント・タープ)、日差し対策グッズ(ネッククーラー等)、断熱性に優れるクーラーボックスと保冷剤
キャンプでのテント内の虫対策については以下の記事をご覧ください。
夏キャンプでの夜の寝苦しさ緩和対策については以下の記事をご覧ください。
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