「頻繁にキャンプに行きたいのに出費が気になって行きづらい…」
「キャンプの費用を押さえたい…」
「キャンプの費用を押さえるための節約術を知りたい!」
こちらの記事はこのようなお悩みや要望をお持ちの方に向けて書いています。
キャンプでは、キャンプ場の利用料金、食費、交通費等といった費用が毎回必要になります。
このため、初心者や中級者・上級者に限らず、キャンプに行くとそれなりの費用が必要になりますよね。
ところが、キャンプで必要な費用が毎回高額になってしまうと、キャンプ自体は楽しくてもキャンプに行くことを躊躇してしまうこともあるかと思います。
せっかくの好きなキャンプが、お金が理由で行きづらくなってしまうのは辛いですよね。
そこでこちらの記事では、キャンプで必要な費用を押さえるための節約術を具体的に解説します。
季節を選ばず1年を通してキャンプに行く筆者が、普段のキャンプで実際にやっている節約術を詳しく解説します!
結論(キャンプの費用を押さえる節約術4選)
先に結論を記載します。
キャンプの費用を押さえる4つの節約術は以下のとおりです。
以降で詳しく解説します!
キャンプで必要な費用のうち節約可能な費用を解説
キャンプでの節約術を解説する前に、本章では、キャンプで必要な費用のうち節約可能な費用を解説します。
当たり前のことかもしれませんが、節約の余地のある費用に対してしか節約はできません。
例えば、キャンプ場毎に定められているキャンプ場の利用料金自体を節約することは当然できません。
キャンプ場を利用したら、そのキャンプ場で定められた利用料金を支払う必要があります。
また、キャンプ場への移動に公共交通機関を利用する場合は定められた運賃を支払う必要があります。
上記のように、キャンパー側では節約する余地のない費用については節約はできません。
では、キャンパー側で節約する余地があるのは具体的にどんな費用なのかを見ていきましょう。
一回のキャンプの中で一般的に必要となる費用は以下のとおりです。
上記の費用に対して、キャンパー側が節約できる部分について節約をしていく必要があります。
キャンパー側で費用を押さえる具体的な節約術は以下の4つです。
次章では、これら4つの節約術の具体的な方法を解説します。
一回あたりのキャンプで必要な費用の相場は以下の記事をご覧ください
キャンプでの具体的な4つの節約術を解説
本章ではいよいよ、キャンプでの節約術を解説します。
交通費(特に高速料金)を押さえる
交通費を押さえることはキャンプの費用を押さえる上で大切なポイントです。
交通費の中でも高速料金を低く押さえることで、キャンプに要する費用を大幅に削減することが可能です。
例えば、ETC割引が適用される日時を狙って移動するのも有効な手段のひとつです。
また、自宅からなるべく近くのキャンプ場に行くことで高速道路を利用しないことや、高速道路を利用する場合であっても往路と復路のどちらかだけ高速道路を利用する等工夫すると、交通費を押さえることができます。
設営やキャンプ場で過ごす時間の確保を考慮すると往路は高速道路を利用することが望ましいですが、急いでいなければ復路は下道で帰ると寄り道しやすいので楽しい旅になりますよ
食費を押さえる
食費を低く押さえることでも、キャンプに要する費用を押さえることができます。
例えば家の食事の残り物を持参してキャンプ飯の一品とすることで、食費を押さえることができます。
ただし、夏等暑い季節に無理して残り物を持っていくと、腐らせてしまうおそれがあるため、食費については気候や移動距離を踏まえて、安全な範囲で押さえるようにしましょう。
無理に食費を浮かせた結果お腹を壊してしまっては元も子もないので、食費低減は安全にできる範囲にとどめましょう
また、ふるさと納税を活用することも、キャンプでの食費を押さえる手段のひとつです。
ふるさと納税は、応援したい市区町村へ「寄付」をすることで、対象の市区町村から返礼品を受け取ることができ、上限額(対象者の所得により異なる)の範囲内であれば寄付額分の所得税と住民税が控除される制度です。
ふるさと納税を利用するには自己負担額として2,000円が必要ではありますが、控除の上限額を超えない範囲であれば寄付額全額が控除されます。
返礼品には豪華な食料品や家電、その他サービスといったさまざまな商品があります。
アウトドア向きの食料品も豊富にありますので、ふるさと納税の返礼品で食料を受け取ることで、購入することなく豪華な食材をゲットできます。
上限額の範囲内であれば寄付金の全額が税金控除されるため、ふるさと納税を活用すると実質2,000円で豪華な食材を手に入れることができます
なるべく低価格のキャンプ場を利用する
なるべく低価格のキャンプ場を利用することも、キャンプに要する費用を押さえるのに有効です。
希望のキャンプ場の利用料が高いと感じた場合は、同じような仕様や雰囲気のキャンプ場をリサーチして、なるべく安く利用できるキャンプ場を利用するのが効果的です。
キャンプ場の利用料金については、予約サイト等で入念に調べましょう!
オートキャンプ場の利用料金の相場については以下の記事をご覧ください。
薪はなるべく安く調達する
キャンプに要する費用で意外とバカにならないのが「薪代」です。
せっかくキャンプに行くのですから、キャンプのメインイベントともいえる焚き火は必ずしたいですよね。
ところが薪は、比較的安く売られているホームセンターであっても一束600円~800円程度で販売されており、毎回購入していると塵が積もって費用がかさんでしまいます。
キャンプ場によっては、一束1,000円近くの高価格で販売されているところもあります…
通販では安く購入できるところもありますので、薪の調達についてはなるべく安く購入できるところから仕入れるようにしましょう。
通販だとまとめて購入できるのでオススメです。
また、キャンプ場によっては、キャンプ場内の落ち枝であれば無料で利用可能なところもありますので、薪を無料で利用可能なキャンプ場を選ぶのも有効な手段です。
キャンプ場で薪の調達ができると、薪を持ち運ぶ必要がなくなり、行き帰りの荷物も減るので助かりますね!
さらに、自治体や木材を取り扱っている業者によっては、薪になる木材を無料で提供してくれるところがありますので、薪代を押さえたい場合は探してみましょう。
薪の針葉樹と広葉樹の違いについては以下の記事をご覧ください。
まとめ
- キャンプの費用を節約する場合は、節約余地のある費用に対してしか節約はできない
- 一回のキャンプの中で必要な費用には、交通費、食費、キャンプ場の利用料、薪代、灯油代などがある
- 上記の費用の中から、キャンプの費用を押さえるのに有効な4つの節約術は「交通費(特に高速料金)を押さえること」、「食費を押さえること」、「なるべく低価格のキャンプ場を利用すること」、「薪はなるべく安く調達すること」
本記事が、キャンプ費用の節約でお悩みの方にとって少しでも参考になれば幸いです
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