「冬のキャンプは寒いのに、なぜ冬キャンプを楽しむ人が多いの?」
「夫婦で冬キャンプを楽しく過ごす方法を知りたい!」
こちらの記事はこのような疑問や要望をお持ちの方に向けて書いています。
「冬のキャンプは絶対寒いに決まっているのに、なぜみんな冬のキャンプをするの?」
と疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。
確かに冬キャンプは極寒のなか過ごすことになりますし、しっかりと防寒対策をしないと体調を崩す可能性もあるため、キャンプの中でも特に冬キャンプはハードルが高いです。
とはいえ、そんな冬キャンプを愛するキャンパーさんが一定数おられるのも事実です。
筆者も冬キャンプを愛するキャンパーの一人です
気温の面で考えると非常に過酷な冬キャンプですが、なぜ冬キャンプを楽しむキャンパーが一定数存在するのでしょうか。
また、冬キャンプにはどのような楽しい過ごし方があるのでしょうか。
そこでこちらの記事では、冬キャンプを好むキャンパーが多い理由(冬キャンプならでは魅力)と、冬キャンプを夫婦で楽しく過ごすオススメの方法をご紹介します。
季節を選ばず1年を通してキャンプに行く筆者が、実際に経験して感じた冬キャンプの魅力を含めて詳しく紹介します
結論
先に結論から記載します。
冬キャンプを好むキャンパーが多い理由(冬キャンプならでは魅力)と、冬キャンプを夫婦で楽しく過ごすオススメの方法は以下のとおりです。
以後の章で詳細をご紹介します!
冬のキャンプ場はどんな環境?
冬キャンプの魅力をご紹介する前に、冬のキャンプ場が実際にどのような環境なのかをご紹介します。
虫や小動物がほとんどいない
他の季節に比べて、虫や小動物がほとんどいないのは冬キャンプの大きな特徴のひとつです。
春~秋の季節には、キャンプ場のように自然が豊かな場所には必ず多くの虫や小動物がいます。
このため、春~秋の季節にキャンプをする場合には必ず虫対策や小動物対策が必要になります。
例えば虫対策であれば虫よけ線香をキャンプサイトでたいたり、虫よけスプレーを使用することが対策になります
小動物対策であれば、生ごみを出しっぱなしにせず、ファスナー付きのごみ箱等小動物が漁ることができない場所にしまうといったことが対策になります
一方冬の季節では、キャンプ場に虫や小動物がほとんどいないため、対策をする必要がありません。
虫や小動物への対策をする必要がないことは冬キャンプの大きな特徴のひとつです
空気が澄んでいて星が綺麗
キャンプ場の空気が澄んでいる点も、冬のキャンプ場の特徴的な環境のひとつです。
キャンプ場は夜になると街中に比べて非常に暗いため、空気が澄んでいることで、より星空がよく見えます。
冬キャンプでは、より綺麗な星空を眺められます
気温が非常に低い
キャンプ場は山の中や海の近く、湖のほとりといった素敵なロケーションであることが多いため、冬になるとキャンプ場は非常に気温が低くなります。
日中であっても1ケタ気温であり、真夜中や明け方は氷点下となることも多いです
このため、ストーブなどの暖房器具やその他防寒対策用品を活用して十分に寒さ対策をしていないと、体調を崩すリスクがあります。
水道が凍って水が出ない場合がある
冬のキャンプ場のあるあるですが、気温が極端に低下すると、水道が凍って水がでなくなることがあります。
キャンプ場によっては、水道が氷ることを予防するために、水を少しずつ出し続けているところもありますが、水を使用した後に誤って蛇口を完全に閉めてしまうと水道が凍ることがあります。
雪が降ることがある
キャンプ場は屋外であるため、冬の寒い時期には雪が降ることがあります。
雪が降ると、転びやすくなったり、車がスリップして立ち往生するといったリスクがあるため、冬の時期は営業をしないキャンプ場もありますが、営業しているキャンプ場で雪が降った場合は積雪を楽しみながらキャンプをすることができます。
冬キャンプが好まれる理由(冬キャンプならでは魅力)とは?
冬のキャンプ場がどのような環境かについて前章でご紹介しました。
冬のキャンプには、冬のキャンプ場の環境でしか味わうことのできない、冬キャンプならではの魅力があります。
そこで本章では、冬キャンプが好まれる理由(冬キャンプならではの魅力)をご紹介します。
筆者がこれまで冬キャンプを経験してきて感じた、冬キャンプが好まれる理由(冬キャンプならではの魅力)は以下のとおりです。
他の季節に比べてキャンパーが少ない
冬の季節はキャンプをする人の数が他の季節に比べて少なくなります。
営業しているキャンプ場の数も少なくはなりますが、キャンパーが減ることで、キャンプ場でよりのんびりと過ごすことができます。
防寒対策さえしっかりすれば、年間を通して最ものんびり過ごせる季節ではないかと思います!
虫や小動物への対策がほぼ必要ない
冬のキャンプ場は他の季節に比べて、虫や小動物がほぼいなくなるため、虫対策や小動物対策がほぼ必要ありません。
虫や小動物への対策が不要になると、その分荷物を減らすことができます。
虫や小動物による被害を避けられるだけでなく、ただでさえ冬キャンプは荷物が多くなるため、虫や小動物対策分の荷物を減らすことができるのはありがたい点ですね
空が晴れていれば夜は星空観賞が楽しめる
冬のキャンプ場は、夜に晴れていれば他の季節よりも星空がより見えやすいです。
このため、晴れている日には星空観賞を楽しむことができます。
キャンプ場の夜は非常に冷えるため、しっかりと防寒対策をとることが前提となりますが、星空観賞を楽しめるのは冬キャンプの特権です。
たき火を長時間楽しむことができる
たき火をする時間が長くなるのも冬キャンプが楽しい理由です。
春~秋の季節では、たき火をする季節は基本的には夕方や夜のみですが、冬キャンプは非常に冷えるため、日中からたき火を始めることがよくあります。
たき火をただのんびり眺めて過ごすのも良いですし、たき火の前で読書やその他好きなことをして過ごすのも楽しみ方のひとつだと思います。
雪中キャンプで非日常感を味わえる
雪の中でのキャンプ(雪中キャンプ)は準備こそ大変ですが、雪が降る中キャンプをしている非日常感を味わうことができます。
雪中キャンプをしていると、外では雪が降っている中、暖かいテント内でキャンプをしている非日常的な状態にすごくワクワク感を感じます
この非日常感からくる「ワクワク感」を感じられるのも、冬キャンプならではの魅力です。
冬キャンプを夫婦2人で楽しく過ごすオススメの方法を紹介!
ここまで、冬のキャンプ場の環境と、冬キャンプが好まれる理由(冬キャンプならでは魅力)をご紹介してきました。
これらを踏まえて、本章では、冬キャンプを夫婦2人で楽しく過ごすオススメの方法をご紹介します。
筆者オススメの冬キャンプを夫婦2人で楽しく過ごすオススメの方法は以下のとおりです。
広めのテントでおこもりキャンプを楽しむ
おこもりキャンプは冬キャンプでの王道の過ごし方です。
テントの中にひたすらこもって過ごすスタイルがおこもりキャンプです。
前章でもご紹介したとおり、雪が降っている状態だと特にワクワク感が増すため、テントの中にいるだけでも十分にキャンプを楽しむことができます。
ここで大切なのは、できるだけ「大きめのテント」であることです。
無理にオーバーサイズのテントを購入する必要はありませんが、大きめのテントであればテント内でよりのんびりと過ごせるため、おこもりキャンプ時にはなるべく大きめのテントがオススメです。
筆者も冬キャンプでは、Grand CanyonのIndiana8(定員8人のベルテント)を使用しています!
暖房器具の設置スペースを確保でき、テント内の移動もしやすいため非常に便利です
以下の冬キャンプ必携持ち物紹介記事の中でも「Grand CanyonのIndiana8」を紹介しています。
是非ご覧ください。
日中はたき火の近くでのんびり過ごす
日中からたき火をして、たき火の近くでのんびり過ごすのも冬キャンプの過ごし方としてオススメです。
暖かいたき火の前で、のんびりと何気ない会話を楽しむのも良いですし、読書やその他2人で好きなことをして過ごすのも楽しい過ごし方のひとつです。
寒い時期は日中からたき火をすることが増えます
たき火の前で2人でのんびりと過ごす時間は尊いです
空が晴れていれば星空観賞や星空撮影をする
夜空が晴れていれば、星空観賞をするのも冬キャンプならではの楽しみです。
また、カメラと三脚をお持ちの方は、星空撮影をするのも非常に楽しいです。
空気が澄んでいるので、晴れていれば非常に綺麗に星が見えます!
ただし、冬の夜のキャンプ場は極寒のため、星空を楽しまれる場合は入念な防寒対策を忘れずしましょう。
暖かいテント内で暖かいご飯を一緒に作って食べる
寒い時期に楽しみなのは何といっても暖かいご飯です。
どの季節でもご飯はキャンプの楽しみのひとつですが、寒い時期に、暖かいご飯を2人で一緒に作って食べるのは最高に楽しくて心が満たされます。
手の込んだものである必要はありません。お鍋やスープといった簡単なもので十分です。
ご飯を「2人で一緒に作る」というところに大きな意味があります。
失敗したら失敗したで、話のネタにもできますし、2人の思い出になります。
筆者も妻と2人で鍋を作っていた際に、具材を入れすぎで焦がしてしまったことがあります
失敗したものの、失敗したことを2人でケタケタと笑いあっている時間が非常に楽しかったです
(幸い焦げた部分は少なかったので、捨てずに筆者が全部食べました。苦かった。)
冬キャンプのご飯は是非2人で一緒に作って食べましょう。
まとめ
冬キャンプを好むキャンパーが多い理由(冬キャンプならでは魅力)と、冬キャンプを夫婦で楽しく過ごすオススメの方法は以下のとおり。
本記事が冬キャンプを少しでも楽しく過ごすための参考になれば幸いです
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