夫婦キャンパーにおすすめのタープとは?2人設営が手軽なタープ特集

タープ キャンプ キャンプ

(こちらの記事は2024年2月21日に更新されました)

「夫婦でキャンプを始めたいけど、おすすめのタープが分からない…」

「初心者2人でも手軽に設営できるタープが知りたい!」

こちらの記事はこのようなお悩みや要望をお持ちの方に向けて書いています。

コロナ禍が続いている中、夫婦でキャンプを始められた方も多いのではないでしょうか。

筆者の家庭もそのうちの1家庭です。

キャンプ初心者にとっては、いきなり宿泊キャンプに行くのはハードルが高いため、まずはデイキャンプで経験を積みたいところですよね。

そんなデイキャンプで活躍するキャンプギアのひとつが「タープ」です。

タープは日差しを遮ってくれる他、急な雨に見舞われた時の雨よけにもなるため、デイキャンプで非常に重宝します。

ところが、タープにはさまざまな仕様のものがあるため、どんな仕様のタープを購入すれば良いか初めのうちはなかなか分かりづらいですよね。

また、「初心者夫婦2人でもきちんと設営できるのかな…」といった不安もあると思います。

なむ
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筆者も初めのはきちんと設営できるか不安でした

そこでこちらの記事では、タープの基本的な仕様や性能初心者夫婦のタープの選びのポイント初心者夫婦2人で手軽に設営できるタープについて、分かりやすく紹介しています。

なむ
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キャンプ初心者のご夫婦2人で手軽に設営できるタープを紹介します

タープの購入を検討されている方の参考になれば幸いです

デイキャンプ必携のキャンプギアについては以下の記事をご覧ください。

この記事がオススメな人
  • タープの基本的な仕様や性能を知りたい
  • 初心者夫婦2人に適したタープ選びのポイントを知りたい人
  • 初心者夫婦2人で手軽に設営できるタープを知りたい人
この記事を読むことでこんなことが出来るようになります
  • タープの基本的な仕様や性能を知ることができる
  • 初心者夫婦2人に適したタープ選びのポイントをることができる
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結論(タープの性能・タープ選びのポイント・手軽に設営できるタープ)

結論

結論を先に記載します。

タープの基本的な仕様や性能

タープの基本的な仕様や性能を決定する指標は以下2点です。

タープの基本的な仕様や性能の指標
  1. 耐水圧
  2. 生地素材(化学繊維、TC素材、コットン)

耐水圧は一般的なタープだと、350mm~2,500mmくらいのものが多く、雨の日でもタープを使用する場合は、よほど強い雨でない限り1,500mm程度あればさほど悩まされることはありません。

また、生地素材によって、難燃性や重量が異なります。

初心者夫婦2人に適したタープ選びのポイント

キャンプに慣れないうちは、タープの設営と片付けのしやすさに重点を置くことが望ましいため、生地素材は化学繊維かTC素材を選択するのがオススメです。

実際にどちらの生地素材を選択するかは、キャンプスタイル(雨の日もキャンプをするかどうか、たき火をするかどうか等)を踏まえて決定することが望ましいです。

初心者夫婦2人で手軽に設営できるタープ特集

初心者夫婦2人で手軽に設営できるタープは以下のとおりです。

初心者夫婦2人でも手軽に設営できるタープ特集
  1. コールマン Coleman ヘキサライト+
  2. DOD いつかのタープ
  3. GOGlamping TSUBASA ヘキサ TC タープ
  4. Soomloom TCヘキサタープ

タープの一般的な仕様や性能を紹介

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タープの仕様や性能は、タープ選びをする際に良し悪しを判断するための指標となります。

どんな項目がタープの仕様や性能を評価する指標になっているのかをあらかじめ理解しておくことが大切です。

本章では、より一般的な「ヘキサタープ」を例に、タープの基本的な仕様や性能の指標を紹介します。

タープの基本的な仕様や性能の指標は以下の2点です。

タープの基本的な仕様や性能の指標
  1. 耐水圧
  2. 生地素材

耐水圧

タープ性能のひとつとして、「耐水圧」という言葉がよく書かれています。

耐水圧は、タープの防水性能を表す指標で、●●mmといった表記がされます(●●には数値が書かれます)。

耐水圧の具体的な定義は以下のとおりです。

耐水圧の定義

生地の上に1cm四方の水が入る筒を立てて、筒の中に水を入れて何メートルの高さの水の水圧に耐えられるかという基準

耐水圧は、数値が高いほど防水性能が高いことを意味します。

一般的なタープだと、350mm~2,500mmくらいの耐水圧のものが多いです。

雨の日でもキャンプでタープを使用するユーザーの場合は、よほど強い雨でない限り1,500mm程度あればさほど悩まされることはありません。

生地素材

タープ生地の素材によって特徴が異なるため、生地素材もタープ選びの重要なポイントです。

素材によって、防水性が優れているもの、難燃性に優れているもの、遮光性に優れているものなど特徴が異なります。

化学繊維(ポリエステル生地やポリウレタンコーティング(「PUコーティング」と表記されるもの))防水性に優れていて、タープ生地の裏側にポリウレタンコーティングが施してあることでタープ裏の雨の侵入を防ぐことができます。

また、ポリエステル素材は比較的軽量であるため設営や撤収が比較的容易であるものの、火の粉には弱く穴が開きやすい特徴があります。

TC素材(ポリエステルとコットンの混合生地難燃性に優れていて、たき火の火の粉が舞い上がった場合にも生地が破れたり穴が開いたりしにくいため、比較的タープの近くでたき火をすることができます。(直接火が当たり続けるほど近い距離では難燃性と言えど生地を傷めます)

また、化学繊維生地に比べると遮光性があるため、タープで作られる影が濃くなります。

化学繊維生地に比べると比較的重いため、設営や撤収はポリエステルに比べると労力が必要です。

コットン遮光性に優れていて、タープで作られる影がかなり濃くなります。

また、難燃性にも優れているため、たき火の火の粉にも強い生地です。

かなり重量があるため、設営や撤収にはかなり労力が必要といえます

初心者夫婦2人に適したタープ素材選びのポイントを解説

選択

ここまでタープ素材や耐水圧などタープ毎の仕様や特徴などを紹介してきましたが、本章では、「結局私たち夫婦にはどんな素材のタープが向いているの?」という疑問にお答えしたいと思います。

結論から言ってしまうと、化学繊維素材かTC素材のタープを使用されることをおすすめします。

タープの設営に関しては、慣れないうちは設営と撤収の手軽さを大切にする必要があります

なぜならば、設営や撤収を負担に感じてしまうと、それが原因でキャンプに出掛けること自体をやめてしまったり億劫に感じるようになってしまうからです。

化学繊維素材を選ぶか、TC素材を選ぶかは、ご夫婦のキャンプスタイルで優先したいものに応じて決定するのが良いと思います。

例えば、キャンプ中に雨の影響を受けないことが最優先であるご夫婦の場合は化学繊維素材のタープがおすすめです。

たき火を頻繁に楽しみ、真夏のキャンプを少しでも快適に過ごすことが最優先であるご夫婦の場合はTC素材のタープがおすすめです。

なむ
なむ

ご夫婦のキャンプスタイルに応じて化学繊維又はTC素材を選ぶことをおすすめします

キャンプスタイルに応じた望ましいタープ素材を解説

チェック ポイント

先述のとおりタープはそれぞれ特徴が異なるため、キャンパーのキャンプスタイルに応じて適したタープ仕様や性能が異なります

そこで本章では、いくつかのキャンプスタイルをモデルケースにして、適したタープ素材をモデルケースごとに解説します。

モデルケース分けの指標は、雨の日でもキャンプをするかどうか、たき火をするかどうか、真夏も頻繁にキャンプをするかどうかの組み合わせで設定しました。

モデルケース分け

モデル1:雨の日もキャンプする。たき火も頻繁にする。真夏も頻繁にキャンプする。

モデル2:雨の日もキャンプする。たき火はあまりしない。真夏は頻繁にキャンプしない。

モデル3:雨の日はキャンプしない。たき火は頻繁にする。真夏も頻繁にキャンプする。

モデル4:雨の日はキャンプしない。たき火もあまりしない。真夏は頻繁にキャンプしない。

モデル1のキャンパーにおすすめのタープ素材

モデル1のキャンプスタイルは、雨の日や真夏もキャンプをし、たき火も頻繁にするスタイルのため、難燃性と遮光性に優れたタープが望ましいです。

また、耐水圧も出来るだけ高い方が急な雨に見舞われた際にも安心です。

さらに、万一突発的に大雨が降ってきた場合に備えて、可能な限り撤収が手軽な仕様のものが望ましいです。

上記を踏まえると、モデル1のキャンパーにおすすめのタープはTC素材と言えます。

モデル2のキャンパーにおすすめのタープ素材

モデル2のキャンプスタイルは、雨の日や真夏もキャンプをするものの、たき火も真夏のキャンプもあまりしないスタイルのため、防水性に優れたタープが望ましいです。

上記を踏まえると、モデル1のキャンパーにおすすめのタープは化学繊維と言えます。

モデル3のキャンパーにおすすめのタープ素材

モデル3のキャンプスタイルは、雨の日はあまりキャンプをしないものの、たき火や真夏のキャンプを頻繁にするスタイルのため、難燃性と遮光性に優れたタープが望ましいです。

雨の日はあまりキャンプをしないため、耐水圧はさほど気にする必要はないと言えますが、モデル1と同様に、突発的な大雨に見舞われた際は速やかに撤収できることが望ましいです。

上記を踏まえると、モデル3のキャンパーにおすすめのタープはTC素材と言えます。

モデル4のキャンパーにおすすめのタープ素材

モデル4のキャンプスタイルは、雨の日や真夏にはあまりキャンプをせず、たき火もあまりしないスタイルのため、基本的にはどのような仕様のタープでもスタイルには合っています。

設営と撤収が手軽で防水性があると、突発的な雨にも慌てることがなくなります。

上記を踏まえると、モデル4のキャンパーにおすすめのタープは化学繊維と言えます。

初心者夫婦にオススメ!2人でも手軽に設営できるタープ特集

キャンプ タープ

ここまでご紹介したタープの仕様や性能を踏まえて、初心者夫婦2人でも手軽に設営できるオススメのタープを見ていきましょう。

これは筆者の経験からですが、夫婦2人でのキャンプであっても、タープは3~4人用の物を選ぶのをおすすめします

タープを張ってから時間の経過とともに太陽の位置が変わるため、タープで作られる影の位置も変わっていきます

タープが小さいと、影の移動に伴い自分たちも頻繁に移動を強いられるはめになります

なむ
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影を求めて忙しく位置変えしなくて良いように、3~4人用のタープがおすすめです

上記を踏まえた、初心者夫婦2人でも手軽に設営できるオススメのタープは以下のとおりです。

初心者夫婦2人でも手軽に設営できるタープ特集
  1. コールマン Coleman ヘキサライト+
  2. DOD いつかのタープ
  3. GOGlamping TSUBASA ヘキサ TC タープ
  4. Soomloom TCヘキサタープ

コールマン Coleman ヘキサライト+

まずはColemanのヘキサライトをご紹介します。

主な仕様と性能は以下のとおりです。

比較的軽量であるため設営と撤収がしやすく、素材にPU加工が施されているため防水性に優れています。

そして何より、耐水圧が3,000mmであるため、雨の日も安心できる仕様です。

項目仕様及び性能
耐水圧3,000mm
使用サイズ約420cm×420cm×H220cm
重量約4.6Kg
素材75Dポリエステルタフタ(ダークルームテクノロジー、UVPRO、PU防水、シームシール)
Coleman ヘキサライト+の仕様及び性能

DOD いつかのタープ

続いてDODのいつかのタープをご紹介します。

こちらも比較的軽量であるため、設営と撤収を手軽に行うことができます。

素材にPU加工が施されているため防水性に優れており、耐水圧も2,000mmで申し分ありません。

また、UVカット加工が施されており価格帯も同仕様のタープの中では安い製品であることからコスパに優れています

項目仕様及び性能
耐水圧2,000mm
使用サイズ(約)420cm×410cm×H230cm(付属ポール使用時)
重量(約)5.4kg
素材ポリエステル150D(PUコーティング)(UVカット(UPF50+))
DOD いつかのタープの仕様及び性能
なむ
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筆者もいつかのタープのユーザーです

コスパが良い上、設営・撤収も手軽にできる便利なタープです

GOGlamping TSUBASA ヘキサ TC タープ

TSUBASA ヘキサ TC タープは名前のとおりTC素材のタープです。

ポール分の重量も踏まえると化学繊維素材のタープと比べると若干重いものの、一番の魅力はやはり遮光性火の粉に強い点です。

濃い影が作られるため真夏でも比較的過ごしやすく、耐水圧も500mmあるため小雨であればさほど雨の影響を受ける心配もありません。

項目仕様及び性能
耐水圧500mm
使用サイズ420cm×410cm(ポール別売)
重量2.66kg(ポール除く)
素材ポリコットン生地(ポリエステル65%、コットン35%)
GOGlamping TSUBASA ヘキサ TC タープの仕様及び性能

ただし、本製品はポールが別売りのため、購入される際はポールを別途調達する必要があります

Soomloom TCヘキサタープ

Soomloom TCヘキサタープもTC素材のタープです。

遮光性があり、火の粉に強い特徴があるため、真夏にキャンプをするキャンパーやたき火を頻繁にするキャンパーにおすすめです。

耐水圧は350mmですが、小雨であればさほど雨の影響を受ける心配もありません。

項目仕様及び性能
耐水圧350mm
使用サイズ420cmx410cm(ポール別売)
重量約3.8kg(ポール除く)
素材ポリコットン生地(ポリエステル65%、コットン35%)
Soomloom TCヘキサタープの仕様及び性能

ただし、本製品はポールが付属される商品とポール別売りの商品があるため、購入される際にご確認ください

まとめ

  • タープに備わっているべき基本的な仕様や性能は耐水圧、防水性、難燃性及び遮光性
  • 上記仕様や性能の他、設営や撤収の手軽さや自分たちのキャンプスタイルを踏まえて適したタープを選ぶことが望ましい

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