【ダントツ】スナップ撮影にRICOH「GR」がオススメな5つの理由

「手軽にスナップを楽しめるデジタルカメラが知りたい！」

「荷物のある旅行先でもスナップ撮影を楽しめるコンパクトなデジタルカメラが欲しい！」

こちらの記事はそのような望みを持たれている方に向けて書いています。

「スナップ撮影を手軽に楽しみたいけど、機種がたくさんありすぎてスナップ撮影に向いているデジタルカメラが分からない…」と悩まれたことはないでしょうか。

デジタルカメラには、ポートレート撮影や望遠撮影、風景撮影など用途に応じた様々な機種があります。

用途に応じてデジタルカメラの仕様が異なるため、自身の用途に適したカメラを使いたいですよね。

こちらの記事では、手軽にスナップ写真を楽しめて、荷物の多い旅行でもストレス無くスナップ撮影を楽しむことができる機種としてRICOHの「GR」を紹介しています。

オススメな理由について、本記事執筆時点で実際にRICOR「GR」を4年間使用している筆者が、価格帯やカメラの仕様、実際の使用感を交えて紹介しています。

スナップ撮影に向いているデジタルカメラの条件は？

スナップ撮影に適しているデジタルカメラの機種の話をする前に、スナップ撮影に適しているデジタルカメラの条件を見ていきましょう。

スナップ撮影するシーンを踏まえると、スナップ撮影に適したカメラの条件は以下のようなものと言えます。

スナップ撮影に適したデジタルカメラの機種

スナップ撮影に適しているデジタルカメラの機種を見ていきましょう。

SONY サイバーショット DSC-RX1RM2

フルサイズのイメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラです。

サイズは113.3×65.4×72.0mmで、質量は507gなので比較的小さく軽めです。

絞り解放値がF2の比較的明るいレンズが備わっているため、ボケ感の演出に向いているカメラです。

価格帯は約427,000円。

FUJIFILM X-Pro3

APS-Cセンサーを搭載したフジフイルムのミラーレス一眼レフカメラです。

サイズは140.5×82.8×46.1mmで、質量は497gなので比較的小さく軽めです。

光学ファインダーと電子ファインダーを切替できる「ハイブリッドビューファインダー」が特徴のカメラです。

また、画像を確認するための背面モニターは内向きに格納されているため、フィルムのような感覚で撮影を楽しみたい人にオススメのカメラです。

価格帯は約256,000円。

FUJIFILM X-E4

「FUJIFILM X-Pro3」と同じくAPS-Cセンサーを搭載したフジフイルムのミラーレス一眼レフカメラです。

サイズは121.3×72.9×32.7mmで、質量は315gなのでかなり小さく軽めです。

上着のポケットにも収まる携帯性の良さがあります。

価格帯は約109,000円。

RICOH GR III

APS-Cセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラです。

サイズは109.4×61.9×33.2mmで、質量は257gなのでかなり小さく軽めです。

胸ポケットにすっぽりと収まるほど小型のカメラであり、F2.8の広角レンズを搭載しています。

また、GRシリーズは電源ONから約0.8秒で起動する立ち上がりの早さも備わっているため、理想的なスナップ撮影機種と言えます。

価格帯は約121,000円。

荷物があっても手軽に楽しめるオススメ機種は？

普段から手軽にスナップ写真を楽しめて、かつ荷物の多い旅行でもストレス無くスナップ撮影を楽しむことができる機種はどの機種なのでしょうか。

先ほど紹介した機種を横並びで見て整理してみましょう。

機種	本体サイズと質量	イメージセンサーの大きさ	カメラの特徴	撮影のスピーディーさ	価格帯	評価
SONY サイバーショット DSC-RX1RM2	サイズ：113.3×65.4×72.0mm 質量：507g	フルサイズ	ボケ感が楽しめる	ー	約427,000円	○
FUJIFILM X-Pro3	サイズ：140.5×82.8×46.1mm質量：497g	APS-C	フィルムのような感覚で撮影を楽しめる	ー	約256,000円	○
FUJIFILM X-E4	サイズ：121.3×72.9×32.7mm 質量：315g	APS-C	上着のポケットにも収まるほど携帯性が良い	ー	約109,000	○
RICOH GR III	サイズ：109.4×61.9×33.2mm 質量：257g	APS-C	コンパクトで携帯性が良く、広角レンズを搭載しているため画角が広い	電源を入れてから立ち上がるのが早い	約121,000円	◎

先述したスナップ撮影に適したデジタルカメラの条件をおさらいしましょう。

これらの条件に当てはまる機種を価格帯も踏まえて評価した結果、最も適した機種は「RICOH GR III」でした。

RICOH GR の使用感

筆者がRICOR「GR」を実際に4年間使ってみて感じた使用感について紹介します。

上記で紹介したGRは最新モデルの「GRⅢ」ですが、筆者が使用している「GRⅡ」の使用感をご紹介します。

GRⅡとGRⅢのスペックの大きな違いは以下のとおりです。

	GRⅢ	GRⅡ
画素数	約2424万画素(有効画素)	約1620万画素(有効画素)
ISO	100～102400	100～25600
サイズ	約109.4 x 61.9 x 33.2mm	約117 x 62.8 x 34.7mm
質量	約257g	約251g
手ブレ補正	あり（3軸4段 撮像素子シフト方式）	なし

GRⅢはGRⅡのスペックに加えて、画素数やISOの範囲が大きくなり、手ブレ補正の機能も追加されました。

サイズや質量はほぼ同じであるため、携帯性はそのまま参考にしていただけると思います。

また、性能アップ前のGRⅡでもスナップ撮影には十分すぎるほどのスペックが備わっているため、GRⅡの使用感の紹介であっても十分に参考にしていただけると思います。

GRⅡで撮影した写真の例です。

撮影する時にいつも思うことは、「とにかく画角が広い！」です。

一眼レフの標準ズームレンズでは到底映らないような広さまで移すことができます。

そして携帯性もかなり良いです。

リュックはもちろんのこと、ハンドバックでも難なく入れられる大変コンパクトなサイズです。

さらに、スナップ撮影に重要な要素である「電源を入れてから撮影できるまでが早い」です。

この機能はスナップ撮影にはかなり大きなアドバンテージです。

GRⅡは本当にスナップ撮影にピッタリの機種ですが、他のカメラと比べてできないこともあります。

まず一つ目は「ズーム」ができません。

広角レンズが搭載されており、スナップを広角で撮影することに向いている分、ズーム機能は備わっていません。

このため、風景や景色などを広角で撮影したい人にはオススメのカメラですが、単焦点レンズを使ったりズーム機能を使用した撮影をしたい人にはオススメできないカメラです。

そして二つ目は、背面モニターがバリアングルでないため、自撮りや手持ちでの記念撮影が困難です。

記念撮影する場合は三脚を持参するようにしましょう。

超軽量なカメラであるため、コンパクトな三脚で十分です。

まとめ