「日本人はまじめに働く国民性と聞くけど、世界各国のライフスタイルと比べて日本の生活のスタイルはどんな特徴があるの?」
「世界にはバカンスや昼寝をする文化のある国があるけれど、睡眠時間と生活習慣や文化との関係はあるの?」
こちらの記事はこのような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
日本の生活スタイルは世界各国の生活スタイルと比べてどのような特徴があるのでしょうか。
生活スタイルが異なることによる睡眠時間との関係があるのでしょうか?
こちらの記事では、世界各国の生活習慣や文化を踏まえて日本の生活習慣の特徴を紹介しています。
世界各国の生活習慣や文化
各国の生活習慣や文化といった特徴をまとめてみました。
各国の特徴をあくまで筆者個人の考えとしてまとめておりますので、どうかネガティブにとらえられないことを祈ります
南アフリカ
南アフリカのライフスタイルの特徴は以下のとおりです。
残業や休日出勤がほとんどなく、飲み歩く習慣もないため規則正しい生活をするライフスタイルといえそうです。
プライベートと仕事がしっかりと区別されているのもリフレッシュするのに適しています。
中国、インド
中国やインドのライフスタイルは以下のとおりです。
中国においてはビジネス上の納期に対してルーズなところや残業が基本的にない文化であること、決まった時刻に食事をとることが規則正しい生活につながっていると考えられます。
また、インドにおいては始業時刻にルーズな点や公の場では飲酒を控える傾向が規則正しい生活を後押しすることにつながっていそうです。
アメリカ、カナダ、メキシコ
アメリカにおいては休日に仕事をすることがあまりなく、休暇をとることに躊躇が無い文化であるため、規則正しい生活をしやすいライフスタイルであると考えられます。
緻密に計画するよりも、進めながら改善していくビジネススタイルもプライベートを充実させることにつながっていそうですね。
カナダにおいては仕事とプライベートがはっきりと区別されており、残業をすることに対してネガティブな印象があることによりプライベートな時間が確保されるため比較的規則正しい生活がしやすいライフスタイルであると考えられます。
スペイン、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ
ヨーロッパの主要な各国におけるライフスタイルは以下のとおりです。
ヨーロッパの世界各国に共通している考え方として、生活をより豊かにするために仕事をしており、仕事とプライベートはしっかりと分けるということでした。
仕事は決められた時間の中で行うのが原則のようです。
バカンスや昼休憩を長くとる等形は違えど、休養をとる制度があることもヨーロッパ各国の特徴といえそうです。
このような文化が睡眠時間を十分に確保したライフスタイルにつながっているのでしょう。
オーストラリア
オーストラリアのライフスタイルの特徴は以下のとおりです。
家族との時間を確保するために仕事のマネジメントをする文化であり、長期休暇を取得することが義務付けられているため睡眠時間を確保した規則正しい生活につながっていると考えられます。
韓国、日本
韓国や日本のライフスタイルの特徴は以下のとおりです。
韓国と日本は基本的に似通ったライフスタイルでした。
残業することは当たり前であり、家でも仕事をすることが多いため仕事とプライベートの区別が曖昧であることが、世界的に見て睡眠時間が少なく不規則な生活をしがちなライフスタイルの大きな理由である言えそうです。
世界各国の平均睡眠時間
各国の平均睡眠時間は以下のとおりです。OECD統計にて示されている国を対象に記載しています。
こうして見てみると、日本は1位の南アフリカと比べて2時間近く短いことが分かります。
平均睡眠時間で2時間近くの差があるので、日本がいかに眠らない国なのかが分かりますね
日本の納期厳守の考え方や仕事とプライベートの区切りが曖昧な点が睡眠時間を短くしているのではないかと考えられます。
まとめ
- 海外のライフスタイルは仕事とプライベートの区別がはっきりしており休暇を重要視する文化がある国が多い
- 海外のライフスタイルでは、プライベートを充実させるため、バカンス等何らかの方法で休みを取る制度があった(プライベートにおける生活を充実させる考え)
- 日本は納期厳守の文化であるため、場合によっては家で仕事をすることもあることから仕事とプライベートの区別が曖昧であることが多い
- 日本の納期厳守や公私の区別が曖昧な点が海外と比べて睡眠時間を短くする傾向にあると考えられる
より良い睡眠をとるためには睡眠の「質」も重要であるため、平均睡眠時間が長ければ良しとの結論とはなりませんが、プライベートが充実し、心身共にリラックスできるライフスタイルが築かれていることも睡眠にとって大切な要素であるといえます。
日本でも働き方改革を浸透させる試みがなされていますが、海外のライフスタイルに学ぶことがまだまだたくさんありそうですね
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