【必見】泊まりキャンプの必携持ち物を7つのジャンルに分けて解説

キャンプ 泊まり キャンプ

(こちらの記事は2024年2月20日に更新されました)

「泊まりでキャンプに出掛けたいけど必要な持ち物が分からない…」

「初心者キャンパーだから持ち物で失敗したくない…」

「泊まりキャンプに必ず必要な必携持ち物を知りたい!」

こちらの記事はこのような悩みや要望をお持ちの方に向けて書いています。

キャンプは自然の中で過ごす趣味であるため、持ち物を誤ったり抜けがあったりすると大変不便な状況に陥ります

なむ
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例えば寝具類を忘れると、地面の硬さを一晩中感じながら眠ることになります…

キャンプに慣れている方であれば多少の持ち物忘れについては対応可能ですが、キャンプ初心者の方は、持ち物忘れによる失敗は絶対に避けたいと感じるのではないでしょうか。

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筆者もキャンプを初めて間もない頃は、持ち物忘れを非常に恐れていました

とはいえ、泊まりキャンプは荷物が多くなりがちなので、キャンプ地への行き来と準備や片付けを踏まえると、荷物の量はなるべく必要最小限にしたいところですよね。

そこでこちらの記事では、泊まりキャンプ必携の持ち物について、サイト設営、たき火、食事等イベント毎にジャンル分けして紹介します。

なむ
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初心者キャンパーの方にもできるだけ分かりやすくご紹介しています!

この記事がオススメな人
  • 泊まりキャンプで楽しむ主なイベントを知りたい人
  • 泊まりキャンプの必携持ち物をキャンプのイベント毎に知りたい人
この記事を読むことでこんなことが出来るようになります
  • 泊まりキャンプで楽しむ主なイベントを知ることができる
  • 泊まりキャンプの必携持ち物をキャンプのイベント毎に知ることができる

デイキャンプ必携の持ち物については以下の記事をご覧ください。

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結論(泊まりキャンプのイベントと必携持ち物)

先に結論を記載します。

泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベントを紹介!

泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベントは以下のとおりです。

泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベント
  1. サイト設営
  2. アクティビティ
  3. たき火
  4. 食事
  5. のんびり過ごす
  6. テント泊
  7. 後片付け

泊まりキャンプでの必携持ち物をキャンプの7つのイベント毎に紹介!

泊まりキャンプでの必携持ち物を、キャンプでのイベント毎に紹介すると以下のとおりです。

サイト設営に必要な持ち物

サイト設営に必要な持ち物
  • テント(ロープやペグなどを含む)
  • ハンマー(ペグ打ち用)
  • テーブル
  • イス
  • フィールドラック

アクティビティに必要な持ち物

アクティビティに必要な持ち物
  • 着替え
  • アクティビティに必要な道具類

たき火に必要な持ち物

たき火に必要な持ち物
  • たき火台シート
  • たき火台
  • 薪(できれば針葉樹と広葉樹)
  • 斧や鉈
  • ナイフ(フェザースティック用)
  • 着火剤
  • 火吹き棒

食事に必要な持ち物

食事に必要な持ち物
  • ガスコンロ
  • ガスバーナー
  • 目当てのメニューに応じた調理機材
  • 食器
  • 食料や飲み物
  • 調味料
  • クーラーボックス
  • 保冷材

のんびり過ごすのに必要な持ち物

のんびり過ごすのに必要な持ち物(筆者の場合)
  • コーヒー豆とミネラルウォーター
  • コーヒーミル
  • ドリッパー
  • コーヒーフィルター
  • ケトル
  • カップ

テント泊に必要な持ち物

テント泊に必要な持ち物
  • グランドシート
  • マット
  • シュラフ(寝袋)
  • コット(グランドシートを使用しない場合) ←寒い時期はオススメ
  • ラグ(季節などで必要に応じて)
  • ランタン
  • 歯磨きセット
  • 着替え
  • 防寒具(必要な時期に)
  • モバイルバッテリーとケーブル
  • 虫よけグッズ(必要な時期に)
  • 扇風機やサーキュレーター

後片付けに必要な持ち物

後片付けに必要な持ち物
  • 食器用洗剤(環境にやさしいもの
  • スポンジや金たわし
  • ゴミ箱
  • ゴミ袋(自宅でゴミを処分する場合)
  • タオル
  • ハンギングドライネット(食器干しカゴ)又はラック
なむ
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詳細は以降で解説します!

泊まりキャンプで楽しむ主なイベント7つを紹介

泊まり キャンプ

泊まりキャンプに必要な持ち物をご紹介する前に、まずは泊まりキャンプでどんなことをして楽しむのかを見ていきましょう。

泊まりキャンプで楽しむイベントを把握しておくと、必要な持ち物がイメージしやすくなります。

本章では泊まりキャンプで楽しむ主なイベント7つについて紹介します。

なむ
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泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベントは以下のとおりです!

泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベント
  1. サイト設営
  2. アクティビティ
  3. たき火
  4. 食事
  5. のんびり過ごす
  6. テント泊
  7. 後片付け

サイト設営

サイト設営はキャンプ地に到着してまず初めにやることです。

テントの設営、テーブルやイスの設営、フィールドラックやクーラーボックスの設営など、サイトで過ごすのに必要なものを設営していきます

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自分が機材を使いやすいように設営していくのもキャンプの楽しみです

アクティビティ

季節にもよりますが、カヌーなどのアクティビティを楽しむのもキャンプの醍醐味です。

アクティビティをする場合は、どんなアクティビティであれ、汗をかく可能性が高いため、着替えが必要になります。

また、アクティビティの道具をレンタルしない場合は、自分たちで道具を持参する必要があります。

たき火

キャンプと言えばコレ!と言っても過言ではないほどの楽しいイベントのひとつがたき火ですよね。

たき火をするにはまず、たき火シートを敷き、たき火シートの上にたき火台を組み立てて設営します。

たき火台の準備ができたら、薪割りをして薪を扱いやすい太さにしていきます。

薪は火の付きやすい針葉樹と、火が長持ちしやすい広葉樹を持っていくことをオススメします。

薪の準備ができたら、フェザースティックを作って薪に着火しやすいよう準備を整えます。

フェザースティックとは・・・

たき火のたき付け材として利用するために、薪を薄く削り重ねることで空気の触れる部分を多くして着火しやすくしている木の棒のこと。一層一層をより薄く削り上げて空気が触れる部分を増やすことで着火剤に頼らずとも着火させることができる。

以下の写真の薪のように木の表面を削り上げた木の棒のことをフェザースティック(羽毛の棒)と呼びます。

フェザースティック
フェザースティックの例

何層にも薄く削り上げることで見た目が羽毛のようであることからフェザースティックと呼ばれます。

フェザースティックは木が柔らかい針葉樹がやりやすいです。

たき火台と薪の準備が整ったら、薪をたき火台の上に載せていきます。

もし火が付きにくい場合は着火剤を使用しましょう。

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着火できたら楽しい時間の始まりです!

食事

泊まりキャンプのお楽しみのひとつが食事です。

夕食や翌朝の朝食のメニューをあらかじめ決めておき、目当てのメニューを作ります。

普段家で作らないようなオシャレな料理やワイルドな料理をして楽しむのもキャンプならではです。

のんびり過ごす

サイト設営が終わった後や食事の後など、のんびりと過ごす時間がキャンプの醍醐味と言えます。

この時間を楽しむために、必要に応じて自分好みの機材を持っていきましょう。

これはサイトの立地や各キャンパーさんの趣味などに応じて人によって過ごし方が変わります。

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例えば筆者はコーヒーを淹れてのんびり過ごします

テント泊

食事などを終えて就寝の時間を迎えてからもキャンプのイベントは続きます。

このテント泊泊まりキャンプでの楽しいイベントです。

テント泊では、設営したテントの中にグランドシート(地面の上に敷くシート)を敷いてマットなどを設置した上でシュラフ(寝袋)を使用します。

グランドシートを敷かない場合は、地面の上に「コット」と呼ばれるキャンプ用の簡易ベッドを設置した上でシュラフを使用して眠ります。

寒い時期は地面の冷気が伝わってきて就寝時に寒さを感じるため、冬場はコットがオススメです。

キャンプ初心者の方が押さえたいテント選びのポイントについては以下の記事をご覧ください。

また、泊まりキャンプでは夜になると周囲が見えなくなるため、灯りの備えが必要です。

さらに、季節に応じて暑さ対策や寒さ対策が必ず必要になります。快適に過ごすためにも虫よけ対策も忘れずに実施しましょう。

そして、忘れがちなのがスマホの充電手段です。

宿泊するとバッテリーの充電が必要になるため、スマホの充電手段をあらかじめ準備しておくようにしましょう。

後片付け

泊まりキャンプで忘れてならないのが後片付けです。

キャンプ地を汚したりしないようにゴミはきちんと持ち帰る必要があります。

(ゴミを捨てられるキャンプ場の場合は、キャンプ場の指示に従って適切にゴミ処理をしましょう)

また、食事に使用した機材類や食器類は洗う必要があるほか、洗浄に使用した水や洗剤は環境に排出されるため、使用する洗剤もヤシノミ洗剤など環境にやさしいものを使用する必要があります

なむ
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合成洗剤を使用しないように注意しましょう!

後片付けは設営に比べて比較的作業量が多くなるため億劫に感じることもあるかもしれませんが、やってみて分かることもたくさんあります

後片付けで大変に感じたことを次回のキャンプの設営時に活かして何度もフィードバックを繰り返すことで、自分に適したキャンプスタイルが仕上がっていきます

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後片付けが自分のキャンプスタイルを作ってくれると考えて、片付けを楽しみましょう

後片付けの中でも洗い物は億劫に感じられる方が多いのではないでしょうか。

以下の記事では、洗い物が億劫で感じなくなるテクニックをご紹介しています。

キャンプでの洗い物が億劫に感じられるキャンパーさんは是非以下の記事もご覧ください。

また、以下の記事では、雨キャンプ時の片付けを効率化するためのポイントをご紹介しています。

雨キャンプでの片付けの作業負担やストレスを少しでも軽減したい方は是非ご覧ください。

泊まりキャンプに必要な持ち物をジャンル別に解説!

キャンプ 持ち物

前章で紹介した泊まりキャンプでの7つのイベントを踏まえて、泊まりキャンプに必要なものをイベントのジャンル毎に改めて紹介していきます!

サイト設営に必要な持ち物

サイト設営に使用する主要なものは以下のとおりです。

サイト設営に必要な持ち物
  • テント(ロープやペグなどを含む)
  • ハンマー(ペグ打ち用)
  • テーブル
  • イス
  • フィールドラック

テントやテント設営に必要なハンマーはもちろん、自分が機材を使いやすいように設営するためにテーブルやフィールドラックがあると便利です。

アクティビティに必要な持ち物

アクティビティに使用する主要なものは以下のとおりです。

アクティビティに必要な持ち物
  • 着替え
  • アクティビティに必要な道具類

どのようなアクティビティであっても、身体を動かすことで汗をかく可能性が高いため、アクティビティをする場合は着替えが必要です。

また、道具をレンタルしない場合は、アクティビティに必要な道具類も持参する必要があります。

たき火に必要な持ち物

たき火に使用する主要なものは以下のとおりです。

たき火に必要な持ち物
  • たき火台シート
  • たき火台
  • 薪(できれば針葉樹と広葉樹)
  • 斧や鉈
  • ナイフ(フェザースティック用)
  • 着火剤
  • 火吹き棒

基本的には直火(ダイレクトに地面でたき火をすること)は禁止のため、たき火シートを準備するようにしましょう。

薪は、比較的着火しやすく火の寿命が短い針葉樹と、着火しにくいものの一度着火すれば日の寿命が長い広葉樹いずれも持っていくのがオススメです。

たき火を始める際の着火時と料理をするときは針葉樹、たき火を鑑賞するときは広葉樹など使い分けることで、薪の特徴にあった消費をすることができます

たき火のやり方については以下の記事をご覧ください。

焚き火台選びのポイントについては以下の記事をご覧ください。

食事に必要な持ち物

食事に使用する主要なものは以下のとおりです。

食事に必要な持ち物
  • ガスコンロ
  • ガスバーナー
  • 目当てのメニューに応じた調理機材
  • 食器
  • 食料や飲み物
  • 調味料
  • クーラーボックス
  • 保冷材

いざ食事の準備を始めると、ほぼ確実にたき火だけでは火種が足りなくなります

安定した火力の火種が欲しくなるため、ガスコンロやガスバーナーを準備することを推奨します。

クーラーボックス内の保冷を維持するためにも保冷材も忘れず準備するようにしましょう。

のんびり過ごすのに必要な持ち物

これについては過ごし方は人それぞれであるため、自分自身や同行するメンバーが一緒に楽しむことができる持ち物であれば良いと思います。

ちなみに筆者はよくキャンプ中にコーヒーを淹れるため、参考までに筆者の場合の主要なものは以下のとおりです。

のんびり過ごすのに必要な持ち物(筆者の場合)
  • コーヒー豆とミネラルウォーター
  • コーヒーミル
  • ドリッパー
  • コーヒーフィルター
  • ケトル
  • カップ
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コーヒーがお好きな方の参考になれば幸いです

テント泊に必要な持ち物

テント泊に使用する主要なものは以下のとおりです。

テント泊に必要な持ち物
  • グランドシート
  • マット
  • シュラフ(寝袋)
  • コット(グランドシートを使用しない場合) ←寒い時期はオススメ
  • ラグ(季節などで必要に応じて)
  • ランタン
  • 歯磨きセット
  • 着替え
  • 防寒具(必要な時期に)
  • モバイルバッテリーとケーブル
  • 虫よけグッズ(必要な時期に)
  • 扇風機やサーキュレーター

テント泊ではグランドシートを使用するかコットを使用するかで準備するものが変わってきます。

自分の就寝スタイルに応じて持ち物を揃えるのが良いのですが、寒い時期の宿泊キャンプであれば出来ればコットを準備することを推奨します。

コットを使用することによって、地面からの冷気の伝わりがかなり軽減されます。

また、着替えや歯磨きセットは忘れずに持っていくようにしましょう。

泊まりキャンプでは夜になると周囲が見えなくなるため、ランタンも忘れず準備しましょう。

レトロなフォルムのハリケーンランタンが好みの方は以下の記事をご覧ください。

季節に応じた寒暖対策と虫よけ対策も忘れずに準備しましょう。

スマホ充電用のモバイルバッテリーは忘れがちであるため、忘れず持っていくようにしましょう。

後片付けに必要な持ち物

後片付けに使用する主要なものは以下のとおりです。

後片付けに必要な持ち物
  • 食器用洗剤(環境にやさしいもの
  • スポンジや金たわし
  • ゴミ箱
  • ゴミ袋(自宅でゴミを処分する場合)
  • タオル
  • ハンギングドライネット(食器干しカゴ)又はラック

食器用洗剤は環境にやさしいものを使用するようにしましょう。

片付けが自分のキャンプスタイルを作ってくれると考えて、トライ&エラーを繰り返しながら少しずつ効率化を図っていきましょう。

泊まりキャンプで持ち物忘れを防ぐために

メモ 忘れ防止

ここまで泊まりキャンプに必要な持ち物を紹介してきましたが、持ち物がたくさんあるため、すべてを覚えておくことは困難です。

とはいえ、キャンプ地に着いてから「○○忘れたーー!!」と困らないためにも、持ち物の忘れ防止対策をとっておくことが大切です。

持ち物が増えてくるほど手書きでメモするのも一苦労なので、スマホの無料アプリでキャンプの持ち物を管理することがオススメです。

i-phoneの方は以下『CAMP NOTE』がオススメです。

CAMP NOTE – キャンプノート

Androidの方は以下『CampChecker』がオススメです。

CampChecker:キャンプ準備リスト ギア・サイト管理

スマホで管理できるため持ち物が増えることがなく、無料アプリなのでお財布にもやさしい点がオススメです。

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持ち物管理をして忘れ物を防ぎましょう

まとめ(泊まりキャンプのイベントと必携持ち物)

泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベントは以下のとおり。

泊まりキャンプで楽しむ7つの主なイベント
  1. サイト設営
  2. アクティビティ
  3. たき火
  4. 食事
  5. のんびり過ごす
  6. テント泊
  7. 後片付け

泊まりキャンプでは、上記イベントに必要となる、本記事で紹介したような持ち物を持参する必要がある。

さらに、以下のようなポイントを意識すると、自分に必要な持ち物を認識でき、必要な持ち物を忘れずにキャンプ場に持っていくことができる

  • トライ&エラーを繰り返して自分のキャンプスタイルを確立させることで必要な持ち物が決まる
  • 忘れものを防ぐためにはスマホの無料アプリで持ち物管理することがオススメ

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