オートキャンプ場の料金の相場はいくら?2人利用の料金相場まとめ

オートキャンプ場 料金 相場 キャンプ

「気になってるオートキャンプ場の利用料金が割高か割安かが気になる…」

「オートキャンプ場の利用料金の相場っていくらくらい?」

こちらの記事はこのようなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて書いています。

気になるキャンプ場を見つけたときに、そのキャンプ場を利用するかどうかの判断基準のひとつに「キキャンプ場の利用料金」があるのではないでしょうか。

ロケーションや雰囲気が非常に良いキャンプ場であっても、利用料金が高額だと、利用することをためらってしまいますよね。

また、キャンプ場の施設充実度や居心地の良さの度合いに対して利用料金が高いか安いか(割高か割安か)も、キャンプ場選びの際に気になるポイントかと思います。

キャンプ場の施設充実度等に対する利用料金の相場感が分かると、割高・割安の判別がしやすいですよね。

なむ
なむ

このくらいの施設の充実度だと利用料金の相場は〇〇円!

といったような相場感があると割安・割高の判別がしやすいですよね!

そこでこちらの記事では、キャンプ初心者が利用しやすい「オートキャンプ場」を大人2人で利用する場合を対象として、「オートキャンプ場の利用料金の相場感」と「オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例」を詳しく解説します。

なむ
なむ

季節を選ばず1年を通してキャンプに行く筆者が、これまでオートキャンプ場を利用してきた経験を踏まえて詳しく解説します!

この記事がオススメな人
  • オートキャンプ場の利用料金の相場感を知りたい人
  • オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例を知りたい人
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  • オートキャンプ場の利用料金の相場感を知ることができる
  • オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例を知ることができる
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結論

結論

先に結論を記載します。

オートキャンプ場の利用料金の相場感を解説

これまでのオートキャンプ場の利用実績を踏まえると、大人2人で利用する場合のオートキャンプ場の利用料金の相場感は以下のとおりであると筆者は感じています。

項目 \ 相場感安い標準高い
利用料金5,000円未満5,000円以上~7,000円未満7,000円以上
備考施設充実度が
発展途上の場合がある
施設がある程度
充実している
施設が非常に充実している
高規格キャンプ場に多い
オートキャンプ場の利用料金の相場(大人2人での利用時)

オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例を解説

オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例は以下のとおりです。

判断例例1例2例3例4例5
割高/標準/割安の判断割安割安標準標準割高
利用料金3,000円5,000円5,000円3,000円7,000円
施設充実度●便座暖かい
●プライベート感
●お湯出る
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
●品揃え豊富
●プライベート感
●お湯出る
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
備考サイトが広い
(約10m×10m)

薪が無料
アーリーチェックイン込み特になしサイトが狭いサイトが広い
(約10m×10m)
付近の同仕様キャンプ場と比べて料金が高い
オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例(大人2人での利用時)
なむ
なむ

以降で詳しく解説します!

オートキャンプ場の利用料金の構成を解説

オートキャンプ場 利用料金 構成

オートキャンプ場の利用料金の相場感について解説する前に、本章では、オートキャンプ場の利用料金の構成(内訳)について解説します。

オートキャンプ場の一般的な利用料金の構成(内訳)は以下のとおりです。

オートキャンプ場の一般的な利用料金の構成(内訳)
  1. サイト利用料金
  2. 施設利用料金(入場料)
  3. その他オプション料金

キャンプ場によって、「環境保全費用」等が料金構成に含まれるところもありますが、キャンプ場の一般的な利用料金構成は上記のとおりです。

サイト利用料金

サイト利用料金は、実際に利用するサイトの使用料金です。

キャンプ場内で一律料金を設定しているところもあれば、サイト毎に料金が異なるキャンプ場もあります。

施設利用料金(入場料)

施設利用料金(入場料)は、キャンプ場を利用するに当たって支払う料金で、1人当たり〇〇円といった形で料金設定されています。

なむ
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大人と子供で利用料金が異なるキャンプ場が多いです

その他オプション料金

その他オプション料金は、アーリーチェックインやレイトチェックアウトをする際に追加で支払う料金や、シャワーなどの設備を利用する際に支払う料金が該当します。

また、「電源あり」のサイトを利用する際にもオプション料金となるキャンプ場が多いです。

オートキャンプ場の一般的な利用料金の解説には、福島県にある「いわきオートキャンプ場DAN~煖~」さんの利用料金内訳を参考にしました。

「いわきオートキャンプ場DAN~煖~」さんを利用してみた感想については以下の記事をご覧ください。

オートキャンプ場の施設充実度の指標を解説

オートキャンプ 施設 充実度

オートキャンプ場の割高・割安を判別するためには、「オートキャンプ場の施設の充実度」の情報も必要です。

なむ
なむ

割高・割安は、施設の充実度に対するキャンプ場の利用料金の額で定まります

このため、割高・割安の判別のためにはキャンプ場施設の充実度の情報が必要です

オートキャンプ場の施設の充実度は、利用者がより便利にキャンプ場を利用するためになされた施設面の配慮で決まってきます。

そこで本章では、オートキャンプ場施設の充実度を判断ための指標を解説します。

筆者が考える、オートキャンプ場の施設の充実度を判断するための指標は以下のとおりです。

オートキャンプ場施設の充実度の判断指標
  1. 炊事場でお湯が出るかどうか
  2. 寒い時期にトイレの便座が暖かいかどうか
  3. 売店の品揃えが豊富かどうか
  4. サイトにプライベート感があるかどうか
  5. 入浴施設やシャワー室があるかどうか

炊事場でお湯が出るかどうか

炊事場でお湯が出るかどうかは、キャンプ場の施設充実度を把握する上で重要なポイントのひとつです。

お湯が使えると、冬場はもちろんのこと、朝晩が冷え込む秋や春のキャンプでの洗い物が非常にラクになります。

なむ
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特に冬キャンプで洗い物をする際にお湯が使えないと手がかじかんでしまってキャンプどころではなくなります…

お湯が出ないキャンプ場で洗い物をされる際は以下の手袋がオススメです。

気になったキャンプ場の施設充実度を判断する際に、「お湯が出るかどうか」は是非、指標のひとつにしてみてください。

キャンプでの洗い物が億劫でなくなるテクニックについては以下の記事をご覧ください。

寒い時期にトイレの便座が暖かいかどうか

寒い時期にトイレの便座が暖かいかどうかも、キャンプ場の施設充実度を確認できるひとつの指標です。

寒い季節に手洗いを利用する際、便座が冷たいとお尻が冷えて辛いですよね。

なむ
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寒い時期に冷たい便座の上に座ると、思わず悲鳴を上げてしまいそうになる時がありますよね

便座が暖かいという事は、手洗いにも設備投資がされていると言えます。

このため、寒い時期にトイレの便座が暖かいかどうかも施設充実度を確認するための指標にオススメです。

売店の品揃えが豊富かどうか

売店の品揃えが豊富かどうかも、キャンプ場の施設充実度を確認するのに適した指標です。

キャンプに忘れ物はつきものです。

食材や調理器具、虫除けグッズや薪等持ち物が多いキャンプでは、注意していても忘れ物をしてしまうことがあります。

なむ
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筆者も食材や薪を忘れてしまったことがあります…

万一忘れ物をしてしまった場合でも、キャンプ場の売店の品揃えが豊富だと安心です。

売店の品揃えが豊富だと、忘れ物もキャンプ場の売店で買い揃えられることが多いです。

このため、売店の品揃えが良いかどうかもキャンプ場施設の充実度を確認するための大切な指標です。

サイトにプライベート感があるかどうか

キャンプ場のサイトのプライベート感が確保されているかどうかも、施設の充実度を判断するための指標です。

キャンプ中は、ほとんどの時間をキャンプサイトで過ごします。

このため、キャンプを快適に楽しめるかどうかは、実際に過ごすキャンプサイトのプライベート感が確保されているかどうかにかかっていると言っても過言ではありません

なむ
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プライベート感が確保されているかどうかの主な基準は、「隣のサイトと適度に距離が離れているか」、「他のキャンパーさんと視線が合いにくい立地となっているか」です

気に入ったキャンプ場があれば、サイトのプライベート感が確保されているかどうかも確認してみましょう。

入浴施設やシャワー室があるかどうか

キャンプ場内に入浴施設やシャワー室があるかどうかも、キャンプ場施設の充実度を表す指標のひとつです。

キャンプでは、サイトの設営・撤収作業で汗をかいたり、焚き火をしてニオイが身体に染み付いたりするため、シャワーを浴びたり入浴したくなります

そんな時にキャンプ場内に入浴施設やシャワー室があると、汗を流すことができて身体がサッパリするため快適にキャンプを楽しむことができます

なむ
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目当てのキャンプ場に入浴施設やシャワー室があるかどうかも施設充実度の指標として見てみましょう!

オートキャンプ場利用料金の相場感を解説

オートキャンプ場 利用料金 相場

ここまでオートキャンプ場の料金構成と施設充実度の指標について解説してきました。

本章では、オートキャンプ場の利用料金の相場感を解説します。

筆者のこれまでのオートキャンプ場の利用実績を踏まえると、大人2人で利用する場合のオートキャンプ場の利用料金の相場感は以下のとおりです。

項目 \ 相場感安い標準高い
利用料金5,000円未満5,000円以上~7,000円未満7,000円以上
備考施設充実度が
発展途上の場合がある
施設がある程度
充実している
施設が非常に充実している
高規格キャンプ場に多い
オートキャンプ場の利用料金の相場(大人2人での利用時)

キャンプ場の立地条件や近隣キャンプ場の利用料金の相場等にもよるため一概には言えないものの、これまでの利用実績から、大人2人でオートキャンプ場を利用する場合の利用料金の相場は大まかに上記のとおりであると筆者は感じています。

オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例を解説

オートキャンプ場 料金 割高 割安

本記事でここまで解説してきたキャンプ場施設の充実度や利用料金の相場を踏まえて、本章ではいよいよ、オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例を解説します。

以下に、割安の例を2つ、標準の例を2つ、割高の例を1つ記載しました。

判断例例1例2例3例4例5
割高/標準/割安の判断割安割安標準標準割高
利用料金3,000円5,000円5,000円3,000円7,000円
施設充実度●便座暖かい
●プライベート感
●お湯出る
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
●品揃え豊富
●プライベート感
●お湯出る
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
備考サイトが広い
(約10m×10m)

薪が無料
アーリーチェックイン込み特になしサイトが狭いサイトが広い
(約10m×10m)
付近の同仕様キャンプ場と比べて料金が高い
オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例(大人2人での利用時)
なむ
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それぞれの判断の考え方を以降で解説します

例1の判断(割安)の考え方

例1の判断(割安)の考え方を解説する前に、例1の特徴を再度見てみましょう。

例1の特徴は以下のとおりです。

例1の特徴
  • 利用料金は3,000円
  • 施設充実度としては、「便座が暖かい」、「プライベート感が確保されている」
  • その他特徴として、薪が無料で利用可能

例1は、施設の充実度としては発展途上であるものの、利用料金が3,000円とリーズナブルであるため料金としては相応のキャンプ場であると言えます。

ところが、その他の特徴として、サイトのサイズが10m×10mと広く薪が無料で利用可能なキャンプ場となっています。

利用料金としては相応であるものの、広いサイトでのんびりと過ごすことができ意外と費用のかかる薪を無料で利用可能であることから、例1のケースは割安と判断しています。

例2の判断(割安)の考え方

続いて例2の判断の考え方の解説です。

例2の特徴は以下のとおりです。

例2の特徴
  • 利用料金は5,000円
  • 施設充実度としては、「お湯が出る」、「便座が暖かい」、「売店の品揃えが豊富」、「プライベート感が確保されている」、「シャワーが利用できる」
  • その他特徴として、アーリーチェックイン料金が利用料金に含まれている

例2は、利用料金は5,000円と標準価格帯の中では安め寄りであるものの、施設充実度が非常に高いキャンプ場のケースです。

この時点で既に割安寄りなのですが、さらに、利用料金の中にアーリーチェックインの料金も含まれている点も踏まえて割安と判断しています。

例3の判断(標準)の考え方

例3の特徴は以下のとおりです。

例3の特徴
  • 利用料金は5,000円
  • 施設充実度としては、「便座が暖かい」、「売店の品揃えが豊富」、「プライベート感が確保されている」、「シャワーが利用できる」
  • その他の特徴なし

例3は、利用料金が5,000円と標準価格帯であり、施設充実度も相応であるケースです。

その他特筆する特徴もないケースのため、標準と判断しています。

例4の判断(標準)の考え方

例4の特徴は以下のとおりです。

例4の特徴
  • 利用料金は3,000円
  • 施設充実度としては、「売店の品揃えが豊富」、「プライベート感が確保されている」
  • その他特徴として、サイトが狭い(約5m×5m)

例4は、利用料金が3,000円と安めであるものの、施設充実度が発展途上のキャンプ場のケースです。

その他の特徴として、サイトが狭い点があります。(サイトの広さは約5m×5m)

なむ
なむ

キャンプ場の価格帯にもよりますが、大人2人の利用であれば、経験上8m×8m程は欲しいなと感じます

利用料金、施設の充実度、サイトの広さ等を総合的に勘案して、例4は標準と判断しています。

例5の判断(割高)の考え方

例5の特徴は以下のとおりです。

例5の特徴
  • 利用料金は7,000円
  • 施設充実度としては、「お湯が出る」、「便座が暖かい」、「売店の品揃えが豊富」、「プライベート感が確保されている」、「シャワーが利用できる」
  • その他特徴として、サイトは比較的広い(約10m×10m)ものの、付近の同仕様のキャンプ場と比べて利用料金が高い

例5は利用料金が7,000円と高めであるものの、施設が非常に充実しているため過ごしやすいキャンプ場のケースです。

その他の特徴としては、サイトのサイズは約10m×10mと比較的広いものの、付近の同仕様のキャンプ場と比べて利用料金が高い点があります。

いくら居心地が良くてサイトが広くても、付近に同じ仕様で安く利用できるキャンプ場がある場合は、相場的には割高となってしまいます。

このため、例5は割高と判断しています。

利用料金、施設の充実度、その他キャンプ場の特徴から見た割高・割安の判断例を本章にて解説しました。

ただし、キャンプ場の良し悪しは各キャンパーさんの好みによっても異なるため、割高・割安のみで決まるものではありません。

気になるキャンプ場が割高か割安かを考えてみたい際に本記事が参考になれば幸いです。

まとめ

  • オートキャンプ場の利用料金の一般的な構成は「サイト利用料金」、「施設利用料金(入場料)」、「その他オプション料金」
  • オートキャンプ場施設の充実度の判断指標は「炊事場でお湯が出るかどうか」、「寒い時期にトイレの便座が暖かいかどうか」、「売店の品揃えが豊富かどうか」、「サイトにプライベート感があるかどうか」、「入浴施設やシャワー室があるかどうか」
  • オートキャンプ場利用料金の相場感(筆者イメージ)は5,000円未満なら安い、5,000円以上~7,000円未満なら標準、7,000以上なら高い(大人2人での利用時)

オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例は以下のとおりです。

判断例例1例2例3例4例5
割高/標準/割安の判断割安割安標準標準割高
利用料金3,000円5,000円5,000円3,000円7,000円
施設充実度●便座暖かい
●プライベート感
●お湯出る
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
●品揃え豊富
●プライベート感
●お湯出る
●便座暖かい
●品揃え豊富
●プライベート感
●シャワー
備考サイトが広い
(約10m×10m)

薪が無料
アーリーチェックイン込み特になしサイトが狭いサイトが広い
(約10m×10m)
付近の同仕様キャンプ場と比べて料金が高い
オートキャンプ場利用料金の割高・割安の判断例(大人2人での利用時)
なむ
なむ

本記事が、キャンプ場の割高・割安を判断される際の参考になれば幸いです

夫婦2人での一回のキャンプで必要な費用の相場については以下の記事をご覧ください。

夫婦2人でのキャンプの初期費用の相場については以下の記事をご覧ください。

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