メスティンで燻製が自宅でも簡単にできる？やり方を5つの手順で紹介

（こちらの記事は2024年2月28日に更新されました）

「手軽にできるキャンプ飯っぽい料理を作れようになりたい！」

「燻製を手軽に楽しみたいけどやり方が分からない…」

「初心者でも簡単にできる燻製のやり方を知りたい！」

こちらの記事はこのようなお悩みや要望をお持ちの方に向けて書いています。

キャンプで楽しみなイベントのひとつに食事があります。

キャンプの中で食事が最も楽しみなイベントと考えるキャンパーさんも多いのではないでしょうか。

この食事も、キャンプならではの食事となればその楽しさやワクワク感は何倍にも膨れ上がりますよね。

とはいえ、手間のかかる料理やレシピの難しい料理だと、キャンプに慣れないうちは負担が大きくなってしまいます。

場合によっては、

「キャンプでご飯を作ることが億劫になってしまって、結局キャンプに行かなくなってしまった…」

といった状態に陥ることもありえます。

このため、慣れないうちからキャンプでの料理が億劫にならないようにするためにも、簡単にできるキャンプ飯をひとつでも知っておくとキャンプで料理を楽しむことができます。

また、手軽な料理を実際にキャンプで作って経験することで、自信や経験につながり、後々よりレベルの高い料理にも挑戦できるようになります。

手軽にできるキャンプ飯で筆者がオススメしたいのは「燻製」です。

燻製は必要な道具も少ない上に、自宅でも簡単にできるアウトドア料理です。

そこでこちらの記事では、自宅でも手軽に楽しむことのできるキャンプ飯として、メスティンでの燻製の作り方を5つの手順で解説します。

燻製は主食ではなく軽食やおかずになる料理ですが、キャンプで手軽にできる料理のレパートリーが欲しい方は是非ご覧ください。

結論

先に結論を記載します。

手軽なキャンプ飯のレパートリーのひとつとして燻製はオススメ！

燻製は必要な道具の数が少なく、比較的短い時間でできる手軽な料理であるため、キャンプ飯のレパートリーのひとつとしてオススメです。

自宅でもできるメスティンを使用した燻製の作り方を5つの手順で解説！

自宅でもできるメスティンを使用した燻製料理の5つ手順は以下のとおりです。

そもそもキャンプ飯っぽい料理ってどんな料理？

そもそもキャンプ飯っぽい料理とはどのような料理なのでしょうか。

本章では、キャンプ飯っぽい料理がどのような料理なのかを見ていきましょう。

毎月キャンプに出掛ける筆者が考える、キャンプ飯っぽい料理の主な特徴は以下のとおりです。

上記の特徴すべてを満たすものだけがキャンプ飯なのではなく、１つ２つの特徴に該当するものでキャンプ飯っぽい料理もたくさんあると思います。

肉などをたき火やコンロで焼いて塩コショウやスパイスだけで味付けする料理や、ベーコンや野菜をごろっとそのまま入れて作るアヒージョなどもキャンプ飯の王道ですね！

そしてそんなキャンプ飯の中でおすすめしたい簡単料理のひとつが燻製です。

好みにもよりますが、燻製は味付けもさほど必要なく、火種があれば手軽に楽しむことができます。

燻製は作っている時に良い香りがするだけでなく、普段あまり家ではしない料理なのでキャンプならではの非日常感を味わうこともできます。

また、燻製のより美味しい食べ方のひとつにコーヒーを飲みながら食べる方法があります。

キャンプ地で飲むコーヒーは本当に美味しいため、一緒に食べる燻製もより美味しく感じられます。

キャンプでのコーヒーが美味しい理由については以下の記事をご覧ください。

コーヒー豆の銘柄ごとの特徴については以下の記事をご覧ください。

燻製を手軽に楽しむのはメスティンがおすすめ

キャンプサイトにもなじむ燻製ですが、キャンプでするならやっぱり手軽に作りたいですよね。

そこで本章以降では、手軽に燻製を楽しむための方法をご紹介します。

燻製というと、燻製器を使用して作るイメージがあるのではないでしょうか。

確かに燻製器を使用して作ることも可能ですが、当然のことながら燻製器を使用する場合は燻製器をキャンプ地までもっていく必要があります。

キャンプはただでさえ荷物が多くなりがちなため、燻製器を持っていくとなると荷物運搬の負担が大きくなります。

実は、あるキャンプギアがあれば燻製料理を非常に手軽に楽しむことができます。

燻製料理を手軽な料理にしてくれるキャンプギアは「メスティン」です。

様々な調理を手軽にこなしてくれるメスティンですが、実はメスティンを活用すれば、自宅でも簡単に燻製料理をすることも可能です。

また、メスティンはコンパクトなキャンプギアであるため、荷物としてもかさばらないのでオススメです。

メスティンを使用した燻製調理の方法については次章でご紹介します。

自宅でもできるメスティンを使用した燻製の作り方を5つの手順で解説！

それではいよいよ、自宅でもできるメスティンを活用した燻製調理のやり方をご紹介します。

メスティンで燻製料理を作るのに必要なものは以下のとおりです。

え！？これだけで燻製料理作れるの？と思いますよね。

実際にこれだけの機材類で燻製料理を作ることができます。

では早速手順の説明に移ります。

メスティンでは以下の5つの手順で非常に手軽に燻製料理を作ることができます。

メスティンの内側をアルミホイルで覆う（フタの内側も覆う）

まずはメスティンの内側をアルミホイルで覆います。

これはメスティンの保護を目的としています。

メスティンに燻製の色が移ることを防ぐためにしっかりとアルミホイルで覆いましょう。

メスティンの器だけではなく、フタ側も忘れずアルミホイルで覆いましょう。

メスティンの底（アルミホイルの上）にスモークチップを散らす

メスティンにアルミホイルを巻き終えたら、メスティンの器の底（アルミホイルの上）にお好みのスモークチップを散らしましょう。

スモークチップの分量の目安はざくりと大さじ２杯程度です。

メスティンに蒸し網をセットし、蒸し網の上に食材を乗せる

スモークチップを散らし終えたら蒸し網をメスティンの器にセットし、蒸し網の上に食材を乗せてフタをします。

欲張って食材を敷き詰めすぎると燻製のできにムラができるため、詰め込みすぎないように注意しましょう。

蓋をして点火する

フタをしたら点火してメスティンを熱します。

燻製は熱する温度とかける時間によって、「熱燻」、「温燻」、「冷燻」に分けられるのですが、この中でも、キャンプで作る燻製料理は「熱燻」に該当します。

熱燻のため目安として10分程度の加熱で燻製が出来上がります。

燻製の方法	説明
熱燻	80℃以上の高温で10分程度の時間で一気に燻製する
温燻	30～80℃の中温で数時間かけてじっくり燻製する
冷燻	15～30℃の低温でと数日間かけてじっくりゆっくり燻製する

10分ほど熱して食材がほんのり茶色に着色したら出来上がり！

食材を焦がさないように、火加減や食材の状態やを見ながら加熱していきましょう。

10分ほど熱して食材がほんのり茶色着色したら出来上がりです。

メスティンで燻製料理をする際の注意ポイントについて

メスティンで燻製料理をする際に注意すべきポイントがひとつあります。

メスティンを熱している間は、空焚き状態になっています。

このため、炎が１点に集中してしまうとメスティンに穴が開いてしまうことがあります。

メスティンに穴が開いてしまうことを防ぐためにも、炎が１点集中で当たらないような器具を使用して加熱しましょう。

特にシングルバーナーを使用される際にはバーナーパッドを併用して燻製料理をされることをオススメします。

【hinataストア】

まとめ