焚き火台とは?焚き火台の使い方と5つの役割まとめ【初心者向け】

焚き火台とは キャンプ

「焚き火で使用する『焚き火台』ってどんなキャンプギアなの?」

「焚き火台の使い方や役割を知りたい!」

こちらの記事はこのような疑問や要望をお持ちの方に向けて書いています。

焚き火はキャンプでのメインイベントです。

薪を積んで火をつけ、焚き火の炎を見ていると癒されます。

また、焚き火は調理用の熱源や、寒い時期に暖をとるための熱源としても活躍します。

そんな焚き火をする時に必要なキャンプギアのひとつが「焚き火台」です。

キャンプ場の自然を保護するためにも、焚き火台は無くてはならないキャンプギアです。

そこでこちらの記事では、「焚き火台がどのようなキャンプギアなのか」という点と、「焚き火台の使い方と役割」を解説します。

なむ
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季節を選ばず1年を通してキャンプに行く筆者が、焚き火台の使い方や役割を詳しく解説します!

この記事がオススメな人
  • 焚き火台がどのようなキャンプギアなのかを知りたい人
  • 焚き火台の使い方と役割を知りたい人
この記事を読むことでこんなことが出来るようになります
  • 焚き火台がどのようなキャンプギアなのかを知ることができる
  • 焚き火台の使い方と役割を知ることができる
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結論

結論

先に結論を記載します。

焚き火台がどのようなキャンプギアなのかを解説

焚き火台は、直火を禁止しているキャンプ場で焚き火をするためには必要不可欠のキャンプギアです。

焚き火台の使い方と5つの役割を解説

焚き火台を扱う際の主な注意ポイントは以下の4点です。

焚き火台の使い方のポイント4点
  1. 焚き火シートの上で使用する
  2. 焚き火台の上に薪を載せて焚き火をする
  3. 焚き火終了後は灰を処分して焚き火台をしばらく冷ます
  4. 焚き火台が冷めたら汚れを拭き取って片付ける

焚き火台の5つの役割(焚き火台があることのメリット)は以下のとおりです。

焚き火台の5つの役割(焚き火台があることのメリット)
  1. 焚き火の燃焼部を空気に触れやすくする
  2. 火事のリスクを押さえる
  3. 地面の草木を焚き火から守る
  4. 土壌への悪影響を防止する
  5. 調理時に調理器具を載せる
なむ
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以降で詳細を解説します!

焚き火台がどのようなキャンプギアなのかを解説

焚き火台 キャンプギア

焚き火台の使い方や役割の詳細を解説する前に、本章では、そもそも焚き火台とはどのようなキャンプギアなのかを解説します。

焚き火台とは、以下のように焚き火をするときに薪を載せたり、炎の上で食材などを加熱するための台のことです。

焚き火台 例
焚き火台の例

地面に直接薪を置いて火を着ける焚き火のことを「直火」と言います。

直火をすると、その場所に生えている草木を一緒に燃やしてしまうだけでなく、地中の微生物を殺してしまい、地面にダメージを与えてしまいます。

このため、ほとんどのキャンプ場が直火(地面に直接薪を置いて焚き火をすること)を禁止しています。

そこで活躍するのが「焚き火台」です。

焚き火台の上で焚き火をすることで、周辺の草木や土壌にダメージを与えることなく焚き火を楽しむことができます

上記の理由から、焚き火台は、直火を禁止しているキャンプ場で焚き火をするためには必要不可欠のキャンプギアと言えます。

焚き火台の使い方と5つの役割を解説

焚き火台 使い方 役割

直火が禁止されているキャンプ場で焚き火をするには必要不可欠な焚き火台ですが、本章では、そんな焚き火台の使い方と役割を解説します。

焚き火台の正しい使い方を把握しておかないと、火事のリスクを伴ったり、片付けの際に火傷をするリスクを伴うため、焚き火台の扱い方はしっかりと理解しておくことが大切です。

なむ
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まずは焚き火台の使い方を解説しま

焚き火台の使い方を解説

焚き火台の使い方のポイントは以下の4点です。

焚き火台の使い方のポイント4点
  1. 焚き火シートの上で使用する
  2. 焚き火台の上に薪を載せて焚き火をする
  3. 焚き火終了後は灰を処分して焚き火台をしばらく冷ます
  4. 焚き火台が冷めたら汚れを拭き取って片付ける

焚き火の具体的なやり方については以下の記事をご覧ください。

焚き火シートの上で使用する

焚き火台は単体では使用せず、たき火シートの上で使用することが大切です。

焚き火台は密閉性のある構造のものが少ないため、焚き火をしている最中に火の粉や灰が焚き火台の下に落ちます。

落下した火の粉や高温の灰にさらされた草木や地面がダメージを負ったり、最悪の場合火事に至るリスクもあるため、焚き火をする際は焚き火シートを使用しましょう。

焚き火台の上に薪を載せて焚き火をする

焚き火シートと焚き火台の設置が完了したら、焚き火台の上に薪を載せていきます。

いきなり大きな薪に着火させることは難しいので、着火時は焚き付けや小さな薪に火を着けましょう。

炎が大きくなるにつれて薪の大きさも徐々に大きくしていくのが、焚き火で炎を育てるコツです。

焚き火では、薪の置き方によっても炎の強さや火持ちの良さが異なります。

焚き火での薪の置き方については以下の記事をご覧ください。

焚き火終了後は灰を処分して焚き火台をしばらく冷ます

焚き火が終わったら焚き火台の灰を処分します。

なむ
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灰を片付ける際も耐熱グローブを着用して火傷に注意しましょう

焚き火が終わってすぐの焚き火台は高温のため、すぐには片付けずに焚き火台が冷めるのを待ちましょう。

焚き火台が冷めたら汚れを拭き取って片付ける

焚き火台が冷めたら、焚き火台に付着した汚れを拭き取って片付けます。

汚れを放置すると錆びの原因にもなるため、片付ける前にキチンと汚れは拭き取るようにしましょう。

なむ
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道具を大事に使ってキャンプを楽しみましょう

焚き火の片付けについてはこちらの記事もご覧ください。

焚き火台の5つの役割を解説

続いて、焚き火台の役割(焚き火台があることのメリット)を解説します。

焚き火台の役割は以下のとおりです。

焚き火台の5つの役割(焚き火台があることのメリット)
  1. 焚き火の燃焼部を空気に触れやすくする
  2. 火事のリスクを押さえる
  3. 地面の草木を焚き火から守る
  4. 土壌への悪影響を防止する
  5. 調理時に調理器具を載せる

焚き火の燃焼部を空気に触れやすくする

焚き火台は、焚き火の燃焼部がより空気に晒されやすくする役割を担っています。

焚き火台は密閉性のある構造のものが少なく、多くの焚き火台には穴や隙間が空いています。

この穴や隙間を通じて、焚き火の燃焼部がより空気に晒されやすくなります。

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燃焼部が空気に晒されやすいと、焚き火の燃焼も安定的に継続しますね

火事のリスクを押さえる

焚き火台は火事のリスクを押さえる役割も担っています。

直火では地面の上に薪を直接置いて着火するため、地面の草木に燃え広がりやすいリスクがあります。

一方焚き火台を使用すると、焚き火台の上で薪を燃やすため、草木に燃え広がり火事になるリスクを押さえることができます。

地面の草木を焚き火から守る

火事のリスクを押さえることができるのと同様に、焚き火台を使用することで地面の草木を燃やしてしまうリスクを押さえ、草木を焚き火から守ることができます。

直火では地面の草木に炎が燃え移ってしまうおそれがありますが、焚き火台を使用して焚き火をすることで、地面の草木に炎が燃え移るリスクを押さえ、草木を焚き火から守ることができます。

土壌への悪影響を防止する

直火をすると、焚き火の熱で地中の微生物が死んでしまいます。

微生物のはたらきがなくなってしまうと、本来土壌が持っている分解・循環の力が失われてしまうため、土壌に悪影響がもたらされてしまいます。

一方、焚き火台を使用すると、地面に直接熱が伝わらなくなるため、土壌への悪影響を防止することができます。

調理時に調理器具を載せる

焚き火の熱源は暖をとったり、調理に活用することができます。

特に調理用の熱源として焚き火を利用する際には、焚き火台の上に網等を載せて安定させ、その上にダッチオーブン等の重量のある調理器具も載せて加熱調理をすることができます。

なむ
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以下の焚き火台は調理にも使いやすく、コンパクトなためオススメです

筆者も愛用している焚き火台です

キャンプでコンパクトな焚き火台が好まれる理由については以下の記事をご覧ください。

まとめ

  • 焚き火台は、直火を禁止しているキャンプ場で焚き火をするためには必要不可欠のキャンプギア
  • 焚き火台を扱う上でのポイントは、「焚き火シートの上で使用すること」、「焚き火台の上に薪を載せて焚き火をすること」、「焚き火終了後は灰を処分して焚き火台をしばらく冷ますこと」、「焚き火台が冷めたら汚れを拭き取って片付けること」
  • 焚き火台の5つの役割(メリット)は「焚き火の燃焼部を空気に触れやすくすること」、「火事のリスクを押さえること」、「地面の草木を焚き火から守ること」、「土壌への悪影響を防止すること」、「調理時に調理器具を載せられること

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