「夏キャンプのテント内の暑さをなんとかしたい…」
「夏キャンプの夜の寝苦しさはどうすれば解消できる?」
「夏キャンプのテント内の暑さ対策を知りたい!」
こちらの記事はこのようなお悩み、疑問や要望をお持ちの方に向けて書いています。
夏の時期は昆虫や動物の活動が活発であり、食材も傷みやすいため、楽しくキャンプをするためにたくさんの対策が必要なのは言うまでもありません。
そんな夏のキャンプで以外と盲点なのがテント内での夜の暑さ対策です。
夏場は夜も非常に気温が高いため、寝る時の暑さ対策が不十分だと、暑さで寝苦しさを覚えてなかなか寝付けなかった…といった事態を招いてしまうことがあります。
翌朝の撤収作業は肉体労働を伴うため、しっかりと睡眠がとれないと非常につらい思いをして撤収作業をすることになります
夜にしっかりと寝付けなくて最後までキャンプを楽しめなければ、せっかくのキャンプがもったいない他、車で帰る方は帰りの運転にも支障をきたすおそれがあります。
このため、夏キャンプのテント内での暑さ対策は非常に大切な対策のひとつです。
そこでこちらの記事では、夏キャンプで寝苦しさを解消するためのテント内の暑さ対策を解説します。
結論(テント内での5つの暑さ対策を解説)
先に結論を記載します。
テント内での寝苦しさを解消するための5つの暑さ対策は以下のとおりです。
以降で詳細を解説します!
夏はなぜ夜でもテント内が暑くなるなるの?暑くなる理由を解説
夏のキャンプではとにかくテント内が暑くなりますよね。
夏の時期は外気温が高いためテント内も相応に暑くなることは理解できますが、こと夏のテント内は尋常ではない暑さになります。
夏キャンプのテント内が異常に暑くなるのには理由があります。
本章では、夏キャンプのテント内が暑くなりやすい理由を解説します。
夏のテント内が暑くなりやすいのは、暖められた空気がテント内で滞留してしまうことが原因です。
テントの素材は完全な断熱材ではないため、日差しが強いとテントを介してテント内の空気が暖められます。
テント内は住居のような広さはないため、日差しに晒され続けると、短時間でテント内の空気が暖められます。
空気が頻繁に入れ替われば、暖められた空気がテントの外へ出ていきますが、風がなく空気がテント内で滞留してしまうと熱が逃げないため、結果的にテント内はどんどん暑くなっていきます。
何も対策をしていない夏のテント内は、危険な暑さになります
このため、夏のキャンプでは、なるべく日影になっている風通しの良い場所にテントを張ることが大切です。
また、夏のテント内は夜でも暑いため、暑さによる寝苦しさを解消するためにもテント内での対策も重要です。
次章では、夏キャンプでの寝苦しさを解消するための、テント内での暑さ対策を解説します。
夏のテント内での寝苦しさを解消するための5つの暑さ対策を解説
本章では、夏の寝苦しさを解消するためのテント内での5つの暑さ対策を解説します。
どれも手軽にできる対策なので、夏キャンプの寝苦しさでお悩みの方は是非実践してみてください
メッシュ部位のあるテントを使用する
暖かい空気がテント内で滞留することでテント内が暑くなります。
このため、テント内の暑さを軽減するためには、テント内の空気が入れ替わりやすい構造のテントを利用することが有効です。
空気が入れ替わりやすい構造のテントは、やはりメッシュ部位のあるテントです。
テントのファスナーを完全に開けてしまうのも空気を入れ替えやすい方法ですが、夏場は虫が多く、テントのファスナーを開けっ放しにしてしまうと虫がテント内に入ってきてしまいます。
このため、虫の侵入を防止しながら空気を入れ替えられる点で、メッシュ部位のあるテントがオススメです。
ハイコットを使用する
夏場は夜であっても熱の逃げ場がないため、地面が暑いことがあります。
このため、テント内でラグなどを敷いて地面で眠る際、地面からの熱で寝苦しさを覚える場合があります。
そんな時に活躍するのがハイコットです。
ハイコットを使えば地面との距離を確保することができ、地面の熱から逃れられるため、暑さによる寝苦しさを緩和することができます。
コットを使用すればヘビ等による被害も防ぐことができるため、夏場の就寝時はコットは欠かすことのできないアイテムです!
扇風機を使用する
扇風機を使用することも寝苦しさを解消する方法のひとつです。
夜であっても、テント内の空気が滞留してしまうと暑さを感じやすくなります。
このため、扇風機を使用してテント内の空気を適時入れ替えることで温度が上がりにくくなり、寝苦しさを解消することができます。
また、電池式の扇風機は電池が切れてしまうと使えなくなってしまうため、万一に備えてポータブル電源等を持参すると熱帯夜も安心です。
涼しく動きやすい服装をする
寝苦しさを回避するためにはいうまでもありませんが、涼しく動きやすい服装で寝ることも大切な対策のひとつです。
寝ている間も汗をかきやすいため、通気性や速乾性に優れる服を着て、就寝中の不快感を緩和しましょう。
また、身体にぴったりとフィットするだと、寝ている間に身体が強張りやすいため、リラックスできる服装で眠ることが大切です。
夏キャンプで寝る時の服装の詳細については以下の記事をご覧ください。
冷感寝具を使用する
冷感寝具を活用することも非常に有効な対策です。
夏場に自宅で使うことの多い冷感寝具ですが、夏キャンプの寝る時にも大活躍します。
肌に直接触れる寝具から身体に熱が伝わると寝苦しさを感じてしまいます。
このため、コット等の上(身体の下)に冷感寝具を敷き、身体の上からも冷感寝具をかけることで身体が冷やされ、比較的快適に眠ることができます。
まとめ
- 夏のテント内が暑くなりやすいのは、暖められた空気がテント内で滞留してしまうことが原因
- 夏キャンプで寝る時にテント内での寝苦しさを解消する5つの暑さ対策は、「メッシュ部位のあるテントを使用すること」、「ハイコットを使用すること」、「扇風機を使用すること」、「涼しく動きやすい服装をすること」、「冷感寝具を使用すること」
本記事が、夏キャンプのテント内の暑さ対策でお悩みの方にとって少しでも参考になれば幸いです
夏キャンプでのテント内の虫対策については以下の記事をご覧ください。
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