「テントを買いたいけどどんなテントが良いのか分からない…」
「泊まりキャンプに行きたいけどテントの購入はこれから…」
「自分に合ったテント選びのポイントを知りたい!」
こちらの記事はこのような悩みや要望をお持ちの方に向けて書いています。
「デイキャンプを通して少しずつキャンプにも慣れてきたから今度は泊まりキャンプに行きたい!」
という要望や、
「寒い時期にもデイキャンプに行きたいけどタープじゃ寒さ対策が不安…」
といった悩みをお持ちではないでしょうか。
そのようなキャンパーさんの要望を叶え、悩みを解消してくれるキャンプギアが「テント」です。
泊まりキャンプにおいてテントは必需品のギアであり、寒い時期にはテントを締め切ってストーブを焚くことでテント内で暖をとりながらキャンプを楽しむことができます。
そんなテントですが、タープ同様にいろんな性能や仕様があるため、テントを初めて購入される方にとっては、どんなスペックのテントを選べばよいのか、どんな形のテントを選べばよいのかが分かり辛いですよね。
また、慣れないうちはテントの設営に手間取ることが多いため、最初はなるべく設営が手軽にできるテントを購入したいと考えられるキャンパーさんも多いと思います。
そこでこちらの記事では、ソロキャンプ~デュオキャンプを対象に、テントの性能や仕様、設営のしやすさなどを踏まえたテント選びのポイントについて、筆者の経験を交えて紹介しています。

少しでも、テントの購入を検討されている方の参考になれば幸いです
- テントの基本的な性能や仕様を知りたい人
- 設営がしやすいタイプのテントを知りたい人
- テント選びのポイントを知りたい人
- テントの基本的な性能や仕様を知ることができる
- 設営がしやすいタイプのテントを知ることができる
- テント選びのポイントを知ることができる
- 自分に合ったテントを選ぶことができるようになる
タープ選びのポイントについては以下の記事をご覧ください。
テントにはどんな種類のものがあるの?

まずはテントにはどのような種類のものがあるのかを見ていきましょう。

いろいろな形状のテントがあるので、見ているだけでも面白いです!
ドームテント
クロスポールで設営できるテントで、キャンプだけではなく登山でもよく見かけるテントです。
設営や撤収が手軽にでき、収納時もコンパクトかつ軽量であるため取り扱いが非常にラクなテントです。

初心者の方でも1人で設営しやすいテントです
また、ポールとテントが一体化しているものが多いため、ポールに邪魔されることなくテント内のスペースを有効活用できる点もドームテントの優れているポイントです。
ただし、たき火や食事で火を使う場合などはテントの外でする必要があるため、日差しが強い時はタープなどの日除けが別途必要になります。
ワンポールテント
テントの周りをペグダウンして、真ん中にセンターポールを立てて設営するタイプのテントです。
ワンポールテントも比較的設営が手軽であり、初心者の方も慣れてくれば1人でも設営が可能なテントです。
また、設営の自由度が高いものが多く、一部を跳ね上げることで日除けや雨よけになるため、日差しが強い日でもタープが不要です。

設営の自由度が高くオールシーズン使用しやすいテントです
ただし、テントの真ん中にポールが立っているため若干デッドスペースがあります。
2ルームテント(トンネルテント)
寝室とリビングスペースが一体となっているタイプのテントです。
また、屋根のあるリビングスペースが確保されているため、突然雨が降ってきた場合でも安心感のあるテントです。
また、リビングスペースがあるためタープも不要です。

居住空間をきっちりと確保できるテントです
ただし、テントが大きいため、雨に濡れた場合には乾かすのに時間がかかります。
また、設営には広いスペースを要するため、オートキャンプ場などスペースに制約のある場所では設営できない場合があります。
オートキャンプ場で2ルームテントを設営する予定の場合はあらかじめ設営スペースを確認するようにしましょう。
パップテント
もともとは軍人用のテント(軍幕)だったのがこのパップテントです。
ハーフシェルターとも呼ばれるこのテントは、4本ほどのポールと幕、ロープのみの少ない部品で設営するシンプルな構造のテントです。
軍人用のテントというだけあってソロキャンパーに人気のあるテントです。

1人でも設営しやすいテントです
パップテントはスペースが比較的狭いため、良くも悪くもソロキャンパー向きです。
もともと一般向けに作られたテントではないため、希少性のあるテントです。
また、床部分がないタイプのテントがほとんどであるため、夜になったらテント内にコットを設置するなど寝床を確保する術を準備しておく必要があります。
ロッジ型テント
ロッジ型テントは文字どおりロッジのようなフォルムのテントです。
キャンプ地で設営しているとひと際存在感のある可愛らしいテントです。
側面の幕については、ドームテントでは湾曲しており、ワンポールテントでは斜めになっているため若干デッドスペースがありますが、ロッジ型テントでは側面の幕がほぼ垂直に立っているためスペースも有効活用できます。

同じ床面積でも他のテントと比べてテント内の空間が非常に広く感じるテントです
ただし、テントが大きい分重さがあり、慣れるまでは設営が大変なテントです。
また、2ルームテントのように屋根付きのリビング空間は無いため、外で作業する場合は別途タープが必要になります。
比較的高価なモデルが多いため、購入を検討される場合はなるべくキャンプに慣れてきた段階で手を出されることをオススメします。
キャンプ初心者のテント選びのポイント5点

テントの種類について紹介したところで、次にキャンプ初心者の方がテントを選ぶ上で気を付けたいポイント5点について紹介していきます。
耐水圧や幕の材質
まず第一に、テントの耐水圧や幕の材質が自分たちのニーズを満たしてくれるかが重要なポイントです。
タープと同様に、比較的防水性に優れているものの火の粉に弱い化学繊維の物や、化学繊維ほどの耐水性はないものの、ある程度の雨ならばしのぐことができ、火の粉にも比較的強いTC素材のものなどがあります。
雨が降ってもキャンプをするかどうか、テントの近くでたき火をするかどうかなど、ニーズに合った耐水圧や幕の素材の物を選びましょう。
耐水圧や幕の材質選びのポイントについては以下のタープ関連の記事で詳細を紹介しています。
使用したい季節に合っているか
キャンプで使用したい時期を踏まえてテントを選ぶことも大切です。
例えば夏の時期にもキャンプでテントを使用する予定の場合は、通気性に優れるメッシュ構造が備わっていることが望ましいです。
また、冬の時期であれば逆に風通しが良いテントだと寒いため、スカートが着いた通気をシャットアウトできるタイプのものが望ましいです。
キャンプで使用したい季節を踏まえてテント選びをしましょう。
設営・撤収の手軽さ
初心者のキャンパーの方に最も重要視するのをオススメしたいポイントがこの設営・撤収の手軽さです。
テントの形や仕様が好みで購入したものの、
「いざ使おうとすると設営や撤収が難しく、キャンプ地でテントを設営すること自体が億劫になってしまった…」
という状況にも陥りかねません。
せっかく好きでやっているキャンプでストレスを感じないようにするためにも、慣れないうちは設営・撤収の手軽さは重視するようにしましょう。
荷物を少なくできるか(タープが要らないか)
泊まりキャンプに出掛けるにあたって重要なポイントの1つに「荷物をできるだけ少なくすること」があります。
泊まりキャンプには何かと持ち物が必要なため、可能な限り荷物を少なくすることが大切です。
これはテントに関しても例外なく言えることです。
テントに関する荷物を少なくできるための具体的な条件は、「タープを必要としないこと」だと筆者は考えています。
泊まりキャンプでテントを使用するに当たって、別途タープを必要とするテントだと、テントもタープも持っていく必要があるため、どうしても荷物が多くなってしまいます。

泊まりキャンプでタープが不要だと荷物を減らすことができますね!
無論、デイキャンプでタープを使用することを否定しているわけではありません。
あくまで泊まりキャンプにおいて、荷物をできるだけ少なくしたい場合は、テントの条件として、タープを必要としない点が重要なポイントとなります。
価格帯
価格帯がテント選びにおいて重要なポイントであることは言うまでもありませんね。
キャンプには多くのギアが必要となるため、テントに充てられる費用をあらかじめ決めておくことが大切です。
先述のテント選びのポイントを踏まえた上で、許容範囲内の価格帯のテントを選ぶようにしましょう。
キャンプ初心者にオススメなテント特集

先述のテント選びのポイントを踏まえてキャンプ初心者にオススメのテントを紹介します。
今回紹介するテントは以下の条件で選びました。
- 設営と撤収が手軽であること
- タープが不要であること
- 価格帯はテントの中では手頃な30,000円台~50,000円台
耐水圧や幕の材質、使用時期はユーザーによって異なるため、ここでは上記3つの条件で選定しました。
テントの種類としては、設営しやすいテントとして、ドームテント、ワンポールテント、2ルームテント、パップテントを条件としました。
上記種類のテントのうち筆者が推す代表モデルを紹介しています。
また、以下で紹介するテントの耐水圧や幕の材質、適する使用時期についてはテント毎に合わせて紹介しています。

それではご紹介します!
snow peak(スノーピーク) アメニティドームM
ソロキャンプやデュオキャンプで便利なサイズのテントとしてこちらのドームテントを選びました。
メーカー仕様としては5人用と記載があるのですが、荷物が多い場合にもゆったりと使用できるサイズです。
ドームテントなので、設営時に自立してくれるため設営が手軽であり、初心者キャンパーの方にとって非常に扱いやすいテントです。
前室があるためリビングスペースが確保されるのでタープは不要です。
材質は化学繊維(ポリエステルタフタ・PUコーティング)であり、耐水圧は1,800mmミニマムであるため突然強い雨が降ってきても安心です。
ただし、テントにはスカートが着いていないため、外気が入ってきやすいテントです。
このため、使用時期としては春、夏、秋を推奨します。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) サーカスTC DX
設営のバリエーションが多く、その日の用途に応じた設営が可能であるためこちらのワンポールテントを選びました。
ソロキャンプにもデュオキャンプにもオススメのテントです。
日差しの強い日であれば、テントの裾を跳ね上げることによってタープの役割も果たすことができます。
また、組み立てサイズも(約)4,200×4,420×2,800(高)mmと広いため、テント内に小さめのドームテントを設置することも可能です。
さらに、スカートが着いているためオールシーズン使用可能です。
材質はTC素材(ポリエステル65%、コットン35%)であり、耐水圧は明記されていないものの、撥水加工が施してあるので多少の雨ならば問題なく使用できます。
ただし、化学繊維のテントに比べてTC素材は水が染み込みやすいため、雨に濡れた場合はきちんと乾かしてから収納することが大切です。
Soomloom(スームルーム) HAPI 4P
こちらのテントは、基本的にはテンマクデザインのサーカスTC DXと同等の仕様です。
組み立てサイズも約4.5mx4.3mx2.8mなので大きさもサーカスTC DCと同等です。
材質はTC素材(ポリエステル65%、コットン35%)であり、耐水圧は350mmです。
設営のバリエーションが多く、非常用使い勝手が良い点も同様です。
また、スカートが着いているためオールシーズン使用可能です。
特徴がサーカスTC DXと似通っているにもかかわらず紹介した理由は価格帯にあります。
こちらのテントはサーカスTC DXと同様の特徴、使い勝手であるにも関わらず、価格はサーカスTC DXと比べて10,000円程度安く購入することが可能です。
設営や片付けが比較的手軽であり、その日の用途に合わせた設営が可能である上に手頃な価格で購入できる点が非常にオススメです。

設営の手軽さと自由度があり、コスパが良いため筆者も使用しているテントです!
ただし、材質がTC素材であるため、サーカスTC DXと同様に、雨に濡れた場合はきちんと乾かしてから収納する必要がある点には注意しましょう。
Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウス MDX
寝室とリビングを広々と使いたいキャンパーさんにオススメのテントとしてこちらの2ルームテントを選びました。
手軽に設営することが可能であり、ソロキャンプには少し広すぎるかもしれませんが、デュオキャンプでスペースを広く使用したい方にオススメです。
材質は化学繊維(ポリエステルタフタ他)であり、耐水圧は約2,000mmであるため雨の日でも心強いテントです。
また、2ルームテントの中では比較的リーズナブルなテントです。
ただし、寝室にスカートが無いため、使用時期としては春、夏、秋を推奨します。
テントのサイズが大きいため、重いため持ち運びに工夫が必要です。
また、設営時の必要面積が大きいため、オートキャンプ場など区画サイズが決まっている場所ではあらかじめスペースを確認しておく必要があります。
FUTUREFOX(ヒューチャーフォックス) FOX-BASE サイドウォール付きTC
こちらのテントはソロキャンパーさんにオススメしたいテントとして選びました。
荷物を少なくしたいソロキャンパーさんのニーズにマッチしたテントであり、スタイリッシュであるため気分よく使用することができます。
他のパップテントと比べて天井が高めに設定されているため、空間を有効活用することができます。
また、TC素材を採用しているため火に強く、冬キャンプでも活躍するテントです。
耐水圧については、スカート部分は3,000mm、スカート部以外については耐水圧が明記されていないものの、撥水加工されていることによって高い防水機能を有しています。
さらに、スカートが着いているため、オールシーズン使用できるテントです。
就寝時はポールを外して幕を下ろしてしまうことでちょうど1人が眠れるだけのスペースを確保できます。

スタイリッシュにソロキャンプを楽しみたい方にオススメです!
まとめ
- 比較的設営しやすいテントは、ドームテント、ワンポールテント、2ルームテント、パップテント
- テント選びで押さえたいポイント5点は、耐水圧や幕の材質、使用可能時期、設営・撤収の手軽さ、荷物を少なくできるか(タープが要らないか)、価格帯が手頃か
- 自分の使用予定と上記のポイントを照らし合わせて検討することが大切
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