「気分が落ちつかない時に飲むとリラックスできるのはどんな飲み物?」
「就寝前に飲むと寝つきが良くなる飲み物を知りたい!」
こちらの記事はそのような疑問や要望を持たれている方に向けて書いています。
日常生活を送っていると、仕事などで気分がどうも落ち着かなかったり、イライラしてしまうことがあると思います。
また、就寝時に目が冴えてしまってなかなか寝付けないといった日もあると思います。
落ち着かない気分になったり、イライラした気分が続くのは辛いですよね。
また、なかなか寝付けないのも辛いものがあります。翌日も仕事だとなおさら辛いものがあります。
翌日も仕事なのに寝付けないと、早く寝なければと考えてしまって余計に眠れなくなることがありますよね
気分が落ちつかない時や、なかなか眠れない時には、リラックス効果のある飲み物を飲むことが効果的です。
こちらの記事では、気分が落ちつかなかったり眠れなくなったりする理由と、落ち着かない気分の時に有効なリラックス効果のある飲み物について紹介しています。
気分が落ちつかなかったり眠れなくなる理由は?
気分が落ちつかなかったり、イライラしたり、寝付けなくなるのは自律神経のはたらきが関係しています。
人の自律神経には「交感神経」と「副交感神経」のはたらきがあり、これら自律神経がバランスよくはたらくことで正常な生活を送ることができます。
交感神経は日中の覚醒している時にはたらきが活発になります。
活発に動いたり、集中して物事に取り組んでいる時には交感神経のはたらきが優位な状態です。
日中に活発に活動できるのは交感神経のはたらきが優位になっているおかげです。
一方、副交感神経は就寝時やのんびり過ごしている時など、リラックスしている時にはたらきが活発になります。
就寝時には副交感神経のはたらきが優位になることでぐっすりと眠ることができます。
人は交感神経と副交感神経がバランス良くはたらくことで健全に過ごすことができます
しかし、長時間労働や睡眠不足などで交感神経と副交感神経のはたらきのバランスが乱れてしまい、例えば交感神経のはたらきが優位な状態が必要以上に続いてしまうと、身体や脳が緊張したり、イライラした気分になることがあります。
ベッドに入ってから「今日はなかなか寝付けないな」と感じる日は、就寝時に交感神経が優位な状態になってしまっている可能性があります
つまり、気分が落ちつかない時や、なかなか眠れない時には、気持ちを落ち着かせることで副交感神経のはたらきが優位な状態にしてあげる必要があります。
家にいながら手軽に副交感神経のはたらきを優位な状態にする効果的な方法のひとつは、リラックス効果のある飲み物を飲むことです。
以下ではリラックス効果のある飲み物を紹介します。
リラックス効果のある飲み物は?
気分が落ちつかない時に飲むことでリラックス効果の得られる飲み物4選を紹介します。
ホットミルク
牛乳には幸せホルモン「セロトニン」のもととなるトリプトファンが含まれており、セロトニンをもとに睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されます。
このため、牛乳を飲むことだけでも、リラックスしたり睡眠をとるのに効果的です。
リラックスする上で、牛乳を温めて飲むことはより効果的です。
温かい牛乳を飲むことで身体があたためられ、あたためられた身体の体温が下がる時に眠気がやってきます。
身体の中心部の体温「深部体温」を下げることで眠気がやってきます
トリプトファンと温かさの相乗効果が期待できるため、ホットミルクはリラックス効果を得るのにもってこいです。
あと、これは筆者の意見なのですが、牛乳は程よい甘みがあるため、味もリラックス効果を担っていると感じます。
グラスフェッドの『なかほら牧場』ハーブティー
ハーブティーにはさまざまな香りや効果・作用をもつものがあります。
例えば、ユーカリやヒノキといた樹木系の香りは気分を落ち着かせてくれる作用があります。
ペパーミントやローズマリーといったハーブ系の香りは爽快感が得られ、ラベンダーやジャスミン、カモミールなどのフローラル系の香りはストレスや緊張を緩和するはたらきがあります。
イライラしたときや気分が落ちつかない時にはハーブティが効果的です
リラックス効果のある香りについては以下の記事をご覧ください。
ココア
ココアにもリラックス効果があると言われています。
ココアに含まれる「テオブミン」という成分は幸せホルモン「セロトニン」に作用するはたらきをもっているため、ココアを飲むことでリラックス効果を得られます。
幸せホルモン「セロトニン」については以下の記事もご覧ください。
テオブミンはカフェインに似た成分であるものの、カフェインのように睡眠を妨げる要因にもなりません。
さらに、ココアには牛乳と同様にトリプトファンが含まれているため、リラックスするのに適しています。
また、ココアには便秘解消の効果もあると言われています。
白湯
白湯(さゆ)は、沸かしただけで特に何も入れないお湯です。
白湯を飲むことで消化器(食道や胃、腸など)が温められ、全身の血行が良くなることで基礎代謝が上がります。
身体があたためられることでリラックス効果を得ることができます。
体温を上げるのに効果的なため、朝起きてから飲むのもオススメです
また、白湯は便秘解消の効果も期待できます。
白湯を飲むことで水分補給ができ、便がやわらかくなる効果があるほか、小腸や大腸があたためられることではたらきが活発になり、排便が促されます。
まとめ
- 長時間労働や睡眠不足などで自律神経のはたらきのバランスが乱れるとイライラしたり眠れなくなることがある
- 気分が落ちつかない時や、なかなか眠れない時には、気持ちを落ち着かせて副交感神経のはたらきが優位な状態にしてあげることが有効
- リラックス効果の得られる飲み物を飲むと手軽に気分を落ち着けることができる
- 気分を落ち着けるのに効果的な飲み物4選はホットミルク、ハーブティー、ココア、白湯
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